看護師が転職で「最高のその後」を迎えるために知るべき3つの項目

転職 その後転職 その後

看護師が転職で「最高のその後」を迎えるために知るべき3つの項目

数多有る看護師の転職サイトや求人サイトがある中で、転職前の対策方法や、転職するための最善の方法が紹介されています。しかし、実際転職した方の話は、転職前と比べると圧倒的に少なくいです。

実際に多くの方が気になることは・・・

 

「転職して1年後も続けられるの?」

「5年後も転職に成功して、同じ職場で働いているの?」

 

この情報はなかなか得ることが難しいです。

転職を検討する看護師が多い中、転職後のイメージがつかずに諦める方も多いと思います。あるいは、不安が強くて一歩が踏み出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回、著者の友人で現在も転職に成功して働き続けている事例を元に、リアルに転職後のイメージができるようにまとめてみました。

転職の成功例を見ることで、これから転職を考えている方や、不安に思っている方が、現在やるべきことが見つかると考えています。

特に20代後半から30代前半の看護師にとっては、聞いたことがない情報が多く、目から鱗になること間違いないので、是非参考にして下さい!

1 転職前に実施すべき3項目のうち1項目は必ず行う!

看護師が転職を成功させるために、絶対に行うべき行動は下記3項目の内たった1つです。

・職場見学に行き、情報収集をする

・内定通知を細かく確認し、気になれば確認する

・5年後のキャリアイメージを書きおこしする

簡単なようですが、どれもやらずに転職を行う看護師が圧倒的に多いです。なぜなら、転職で後悔する看護師の4つの特徴と後悔しない転職活動の2つのコツ「看護師が転職で悩みがちな4つのパターンと失敗しないための解決策」に記載がありますが、準備を皆さん行えていません。そして転職で後悔する看護師の特徴が4つまとめられています。

  • 今の職場から逃げることを最優先にする
  • お金を重視しすぎる
  • 情報収集をしなさすぎる
  • 自分がどう働きたいかが分からない

    心当たりがあれば、転職が失敗する可能性が高くあります。成功するための考え方を是非実例で2章以降から学んでほしいと思っています。

      2 職場見学を実施して、転職が成功したTさんの事例

    Tさんは看護師6年目に院内での異動を期に職場を変えることを決心しました。紹介会社に登録するものの、電話が多くかかってきても具体案がなく、紹介会社を信用できなくなりました。次の職場で生涯働き続けられるようにしたいと考えたTさんは自分でやれることをしようと思って、気になる場所に電話をかけるようにしました。

    2-1 職場見学は意外に受け入れがどこもOK

    Tさんはまずは病院と施設のどちらで働けるか悩んでいました。6年目ということもあり、病院をメインで考えていましたが、いずれ施設での勤務も考えていたので、この際施設にも挑戦しようという気持ちが芽生えました。そのため、自分で気になっている職場に電話をしてみると、どこも見学と面接を兼ねてもOKという返事がありました。病院3か所と施設2か所の職場見学と面接を同日に調整してもらい(1か所は見学と面接日が別日にったようです)2か月かけて準備を行いました。

    2-2 Tさんがチェックしたポイントは職場の雰囲気

    職場見学を楽しみにしつつも、初めての転職でもあったので緊張して行ったTさん。

    職場見学で重視したのは、以下の3つでした。

    ・職員の挨拶

    ・職員の表情

    ・部署の整理整頓状況

    Tさんが見学した際に、一緒に働くであろう看護師が挨拶してくれるかどうか、あるいは働いている表情が暗くないのか、そしてナースステーションなどの職場環境が整っているかでした。

    施設に関しては看護師が少ない為、非常に忙しそうなのを感じて6年目のTさんは施設は自分に合わないと思ったそうです。そして病院に関して上記3つが素晴らしいと思えた場所は一か所しかなかったので、迷わずその病院にしました。条件は他の2病院に比べれば劣っていたようですが、昇給率と何より病院の雰囲気を見極めて決断したようです。

    2-3 1年後Tさんを支えたのは納得するまで自分で選んだという経験

    自分で納得するまで職場見学と面接を行ったTさんは新しい病院で1から学び直しました。しっかり確認しただけあって職場の人間関係は良好。怖い先輩はいたようですが、自分で納得するまで選んだ成果もあって辛いことも踏ん張りながら努力し続けました。どこの職場でも嫌なことはあるが、自己責任だという考えが何事も楽しくなり、成長の場に感じたようです。最後の転職活動と思って努力したTさんは1年後に転職したことを後悔せず楽しく働けました。

    2-4 転職後10年が経過したTさんは管理職

    転職して10年後にTさんはその病院の副師長にまで出世しました。面接で相談していた専門看護師の資格も取ることができて着実にキャリアの形成を行いました。Tさんがいつも言うのは「自分で決めた選択だから頑張れた」と言います。そして紹介会社に言われたままであったら、この職場に来なかったかもしれないし、ここまで意識はできなかったとも話します。選択過程は置いておいて、職場見学の重要性、自身で選択する重要性がわかる1事例になります。

    3 内定通知書を細かく吟味して転職が成功したYさんの事例

    Yさんは看護師9年目で転職しました。理由は将来的に結婚して出産することをイメージした際に今の職場では継続するのは難しいと考えたためです。Yさんの働いていた職場は正社員で働くには夜勤が絶対条件でした。子育ても頑張りたいと思っていたYさんにとって、その条件は転職を考えるには十分でした。新卒で入社した時には将来のことを考えていなかったことを後悔しつつも、明確な目的がある今は妥協せずに探そうとしたYさんは紹介会社に登録をしつつ、情報を徹底的に調べ上げました。

    3-1 紹介会社の言うことを鵜呑みにせずにリサーチ

    Yさんは自分で調べることも行いましたが、同時に何社かの紹介会社に登録を行いました。その上で条件や情報に差はないかを調べたのです。A病院の情報はどの紹介会社も同じ情報なのに、B病院に限っては、ある紹介会社がオススメと押してきます。逆にC病院は「以前に紹介した方がすぐに辞めました」と言われて、逆に違う紹介会社は問題ないと言われました。そのため、Yさんは言われた情報をしっかりメモしつつ、HPで調べ、各病院に面接に行きました。

    3-2 自身で情報の齟齬がないか確認しつつ、自己チェックリストの作成

    Yさんは気になる病院を片っ端から面接を入れました。紹介会社にお願いをしましたが、1社ではなく分散して依頼をしたんです。なぜなら面接後の対応方法や情報を多く仕入れたかったからです。教えてもらった情報の確認は勿論Yさんは自身で下記をチェックしながら面接を受けました。

    ・産休や育休制度を利用している看護師は何人くらいいるのか

    ・新卒看護師の5年定着率が何%になるのか

    ・産休や育休後の所属部署はどこになりやすいか

    ・福利厚生制度に保育所はあるのか

    紹介会社からは事前に確認を取っていましたが、面接官にもしっかり確認を行って、齟齬がないように準備を行いました。Yさん自身看護師のキャリアも人間性も優秀であったため面接した全ての病院から内定通知をもらいました。

    3-3 決め手は内定通知の細かい内容

    とにかく情報を集めて、自身でも紹介会社からも齟齬がないように望んだYさん。条件が決まっていた分、自身の希望が叶う転職先が多く、逆に悩んでしまいました。ただYさんはその中でも、届いた内定通知を確認して転職先を決めたようです。それは労働条件通知書に業務内容が細かく書いてあったこと、将来的に気にしていた子供手当てがその他に記載してくれていたことが決め手になったようです。簡素的に書いてある病院が多い中、1か所細かく記載してくれた病院がありました。甲乙つけ難いと思っていましたが、細かく書いてあることがYさんの安心を後押ししたようです。

    3-4 転職して1年後に結婚を決めても3年は継続

    Yさんは兼ねてより交際していた方と1年後に結婚しました。しかし、転職したばかりなのでしっかり仕事をし、全ての業務をこなせてから産休しようと計画しました。自身で納得して定年まで働こうと考えていたYさんは上司とも面談を重ねて人員の補充のタイミングで妊活を始めました。その結果職場に迷惑をかけることなく、温かく産休を迎えることができました。

    3-5 2人のお子さんに恵まれても同じ場所での勤務

    産休と育休を経てYさんは同じ部署で復職して転職して8年が経過した今も同じ部署で働いています。病院の保育園を利用はしていますが、元々その病院は夜勤が条件ではなかったため、希望の部署への復職が叶いました。内定通知書に書いてあった手当もしっかり受け取る事ができ、気になっていた業務内容の変更もなく、仕事に打ち込める環境がありました。転職をせずにお子さんを生んでいたらYさんはきっと看護師を辞めていたと毎回話をしています。納得するまで調べ、後悔がないように努力を行った結果だと本人はいつも話しています。

    4 5年後のキャリアイメージを書き出して、転職に成功したDさんの事例

    Dさんは大学病院で7年のキャリアをもっていました。しかし、自身が管理職を目指したいと感じた時に10年近くかかると感じてしまいました。看護師のキャリアも積みたいけど、マネジメントのキャリアを多く積みたいと考えたDさん。今の病院では難しいと考えた時に、どんな選択肢があるかを考えて紹介会社に登録しました。管理職を目指した場合に病院でも施設でも訪問看護でも様々な可能性があることを初めて知りましたが、同時にどれを選択すればいいかわからなくなりました。

    4-1 悩んだときに行ってみたキャリアデザインプラン

    まずはどんな看護師になりたかったのか、自身の動機づけをDさんは行いました。大好きなおばあちゃんを在宅で看取った経験がDさんの看護師になるきっかけなのを思い出しました。その上でキャリアデザインとしては30台半ばで管理職になり、40代では管理職を育てる立場になりたいと考えました。プライベートも充実させたいと思っていたので、メリハリのある職場を選択したいとプランを見直したことで感じました。もしやり方がわからない方がいれば「看護師は自分のキャリアデザインをしっかり設計すべき!無料テンプレと簡単な設計方法の解説」を参考にして下さい。

    4-2 病院、施設、訪問看護で考えた結果選択した先

    Dさんは紹介会社を通じて病院、施設、訪問看護と面接を行いました。転職を選択したことで、自分の管理職への明確な道が見えました。同時に、今まで悩んでいたことが嘘のように感じたようです。ただどの職場も魅力的に感じ、どこも決め難い状況がありました。その中で一番の決め手がやはりキャリアデザインの中にありました。それは管理職になった時に、ワークライフバランスが整うかでした。どうしても病院や施設は夜勤がありました。そのため、日勤業務である訪問看護ステーションで将来的に管理者になることを目標に転職を決めました。

    4-3 訪問看護に転職し、ONOFFのメリハリのある生活

    キャリアデザインを元に考え抜いて訪問看護に転職したDさんは看護の基礎に立ち返り非常に楽しく働けました。不眠に悩んでいたようですが、日中の勤務になったことで、リズムが整っていつしか不眠が解消されたようです。また土日に休めることが多くなったことで、疎遠になっていた学生時代の友人とも会う機会が増えて、ライフワークバランスが整いました。慣れるまでは時間がかかったようですが、患者さんとの時間が増えたことが一番大きかったようです。訪問看護は看護の仕事に加えて、ケアマネージャーさんや訪問医とのやりとり、法令の知識もいるので勉強は必要でしたが、将来の管理職という明確な目標があるために一生懸命勉強できたようです。

    4-4 管理者として今では7人の部下を持つまでに変化

    訪問看護に転職して5年が経過したある日、Dさんの努力が実りついに管理者の打診を受けました。管理職を目指してはいましたが、5年で管理者になるのは少し戸惑いがありましたが、努力はしていましたので受けました。今まで訪問看護をメインにしていましたが、請求管理業務やシフト管理なども任されて仕事の内容が大きく変わりました。

    管理者の仕事をすることで、ワークライフバランスが損なわれると思っていましたが、部下の育成を手掛けながら徐々に整うことができて現在は管理者2年目ではありますが、(訪問看護7年目)日々気付きを得ながら次のステップには2ステーション目を目指して7人の部下を束ねて奮闘しています。Dさんは常にキャリアデザインを確認して、自分の原点を見直すことで、目的意識を高めていると話しています。転職時に行っておかったし、これから考えている人には是非行ってほしいと強く願っています。

    5 まとめ

    多くの転職者を著者も知っていますが、実際に転職を成功させた方のほうが少ないのが実情です。その理由は現状を変えたいという理由が先行して、目的を見失っていることが大きいです。

    そのためにも

    ・職場見学に代表される情報収集を行う

    ・内定通知を細かく確認し、気になれば確認を行う

    ・5年後のキャリアイメージを行う

    の項目のどれかを実践するのが最も転職する際には重要になります。

    転職して5年以上たっている現在も楽しく働いているのをみると、多くの方に是非実践してほしいと強く思います。実際にまだ5年経っていませんが、キャリアデザインを書いた看護師は今も転職に満足して働いているのを何人も知っています。是非この記事を参考に自身に合った方法を見つけて頂ければ幸いです。

    訪問看護をやってみたい。やりたい看護がある。そう思う人こそリカバリーに来てほしい。

    「自分の大切な人を看るように、利用者様やご家族と関わる」

    訪問看護ステーション リカバリーは、創業からこの思いを持ち、
    利用者様やご家族にとって「もうひとりの温かい家族」のような存在として、
    在宅での療養生活をお手伝いさせていただいています。

    「あなたが来てくれると安心する」
    「おうちで過ごせてよかった」

    1人でも多くの利用者様の「家に帰りたい」という思いを叶えるため、
    「もうひとりの温かい家族」という思いに共感してくれる看護師の方、
    わたしたちと一緒に働きませんか?