看護師のキャリアアップ総まとめ!絶対に理想の看護師になろう!

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看護師のキャリアアップ総まとめ!絶対に理想の看護師になろう!

看護師として5年後、10年後、この先どんな目標に向かって進んでいくのが良いのか悩むことないですか?

看護師として働き始めてしばらくすると、今後はどのような働き方をするのが良いのか考えることが多くなりませんか?

人によって目指すキャリアは様々ですが、キャリアを考える上で重要なことは以下の3点です。

・将来スペシャリストになるかジェネラリストになるか決める
・設定したキャリアを実現するためのスキル習得ととるべき行動
・キャリアを実現するための環境選び

3つを含むキャリア全体をわかりやすく図にまとめました。
看護師 キャリアアップ
この図の1つ1つを実践できるように解説し、看護師ならではのキャリアに関する細かい悩みに答えていきます。

筆者は訪問看護ステーションで看護師の採用活動を行って4年になります。転職活動をしている看護師と話をすると、自分のキャリアが明確になっていない方がほとんどです。

専門職としてその可能性は無限大とも言える看護師だからこそ、キャリアについて知って欲しい。

是非この記事を参考にキャリア形成のための第一歩を踏み出しましょう!!

目次

1 どちらに進むべきか判断しよう!看護師が進む2つのキャリアパス

まず、キャリアアップをするために大切なことは、どこに「目標」を設定するかということです。

目標を明確に定めることができていなければ、何からスタートすれば良いのか、どこに向かっていけばいいのか分からず、理想とするキャリアアップのゴールを目指すことが難しくなってしまいます。

看護師のキャリアは大きく2つに分かれます。スペシャリストジェネラリストかです。どちらのキャリアを将来目標に設定すべきか、以下で詳細に見ていきます。

1-1 現場の看護スキルを極めたスペシャリストとして活躍したい

「特定の分野を極めたい」「看護師としてさらに学びたい分野がある」といった方はスペシャリストを目指すことをおすすめします。

スペシャリストを証明するものとして、認定看護師を目指しましょう。

認定看護師とは、特定の分野においてハイレベルな看護を医療現場で行うことができると日本看護協会に認められた看護師のことを指します。

また、同じ職場の看護師への指導などを通して、看護ケアの質を向上させる役割を担うことを期待されている存在でもあります。特定分野の看護スキルを極めることで質の高い看護スキルを患者さんに提供することができるので、患者さんにしっかり向き合いたいという方にも向いているでしょう。

自分が極めた特定分野の看護スキルを存分に活かせるので、非常にやりがいがある仕事といえます。

1-1-1 認定看護師を目指すキャリアプランの2つのポイント

認定看護師を目指すうえでの重要なポイントは以下の2つです。

・資格取得したい認定分野での経験が3年必要
・資格取得の支援体制がある病院を選択

2019年現在において「救急看護」「がん化学療法看護」「新生児看護」などの21分野が日本看護協会によって認定看護分野と定められていますが、2020年度からは19の認定看護分野からなる新しい教育課程がスタートします。

いずれの場合でも認定看護師になるには通算5年以上の実務研修経験を積む必要があり、そのうち3年以上は認定看護分野を経験することが必須条件となっています。(参照:日本看護協会 資格認定制度

認定看護師の教育を受けるための実務経験条件を満たした後は、認定看護師教育機関で授業を受講する必要があります。2019年現在における課程(A課程)では615時間以上、2020年度から始まる新しい課程(B課程)では800時間以内の授業を受ける必要があり、A課程の場合6ヶ月ほど通うことになります。(参照:日本看護協会 新たな認定看護師教育基準カリキュラム作成の概要

認定看護師教育機関は全国に52ヶ所ありますが、それぞれの定員は15~30名ほどであり、希望する分野の教育機関が遠くにしかないということもあります。早いうちから募集要項などを確認し、自分の考えているタイミングで認定を受けられるようにプランをたてましょう。

また、受講料には100万円ほどかかりますので費用の準備も忘れないでください。

認定看護師の認定審査は毎年1回、全国5ヶ所の地点で同時に行われます。認定審査に合格すれば晴れて認定看護師の仲間入りですが、認定の更新が5年毎にあるということに注意してください。更新審査では前回の審査から現在までの5年間の実績について書類上で審査されます。

認定看護師の資格を取得した後も日常的に勉強することを心がけましょう。また、認定看護師資格の制度を詳細に知りたい方はこちらの記事もご覧ください。廃止ではなく新たな制度へ!認定看護師制度をわかりやすく徹底解説!

このように認定看護師の資格を取得するには時間も費用もかかります。資格取得のためのサポート体制が整っている病院を選ぶと、個人の経済的な負担が軽減されたり勉強のための時間を作りやすい勤務に変更してもらえたりすることがあります。認定看護師になることを視野に入れている方はこのような職場を検討するのもおすすめです。

1-2 護師として幅広い領域でジェネラリストとして活躍したい

「特定の分野だけではなく看護師として幅広い領域で活躍したい」という方の多くはこのジェネラリストという考えに近い働き方を想定しているのではないでしょうか。(参照:日本看護協会 継続教育の基準 ver. 2

領域にかかわらず看護に関する知識や技術、能力をその場に応じて発揮できる人のことを日本看護協会では「ジェネラリスト」と位置づけています。

1-2-1 ジェネラリストを目指すキャリアプランの3つのポイント

ジェネラリストを目指すうえでの重要なポイントは以下の3つです。

・期間を決めて病棟を移る
・社内政治に強くなるための人脈づくり
・待遇、処遇面で高すぎる目標設定をしない

ジェネラリストとして働くためには、様々な診療科での看護経験を積み、幅広い領域の知識やスキルを身につける必要があります。

一方で在宅看護や老人ホームでの看護など病院や診療所以外での看護師の役割を知ることも大切です。

より多くの領域で多様な経験を積むためにも、期間を決めて病棟を移るとよいでしょう。様々な診療科を経験することで看護に関する幅広い知識や技術を身につけることができます。

また、幅広い領域で仕事をする看護師は所属を超えてスタッフをまとめたり、所属外の診療科に意見を述べたりする機会も多くなります。リーダーシップを発揮できる経験を積むほかにも、院内政治に強くなるための人脈づくりも欠かせないでしょう。

注意すべきポイントとしては待遇面で高すぎる目標設定をしないということが挙げられます。認定看護師やさらに希少性の高い専門看護師とは異なり、幅広い領域で仕事をしたいという看護師には看護師資格以外の特別な資格などは設けられていません。その分資格手当などでどうしても収入の差が出てきてしまいます。

また、様々な職場を経験するために一定期間のうちに何度か転職する場合は、それぞれの職場での勤続年数が短くなってしまうため、思ったより給料が上がらないということも考えられます。幅広い知識や技術を身につけることを優先するのであれば、経験を積んでいる期間は待遇面で高すぎる目標を設定しないほうが就業先も見つけやすくなるでしょう。

2 判断に迷う場合は6つの目標パターンから考えよう

スペシャリストかジェネラリストか決めきれないという方は、看護師として働く中で何を重視するかに着目した2軸から目標の設定を行いましょう。
看護師キャリア ポジショニングマップ
縦軸は専門性・仕事重視かワークライフバランス重視かという軸に、横軸はマネジメント重視か現場重視かという軸にすると、自分が何を重視するかに応じて目標が見えてきます。

上記2軸で整理した時にキャリア目標として描き出された6つについて詳しく説明していきます。

2-1 看護師長としてマネジメントすることを目標にするならキャリアラダーの達成

看護師長として、患者さんに最適な看護を提供するだけでなく、病院組織の目標達成やスタッフへの教育などマネジメントが目標である場合「キャリアラダー」を採用している病院で勤務し、「キャリアラダー」の達成を通じて看護師長を目指しましょう。

クリニカルラダーには、マネジメントに関する内容は含まれていません。そのため、多くの人の上に立ってマネジメントすることを目標にする場合、よりレベルの高い業務に就くことを目的とした、「キャリアラダー」を活用するといいでしょう。

キャリアラダーとは、能力の成長過程を段階的に整理したもので、それぞれの職務内容や必要なスキルを明確にし、はしごを昇るようにキャリア向上の道筋とそのための能力開発の機会を提供する仕組みです。(参照:大分県立看護科学大学 自治体保健師のキャリアラダーと人材育成体制の構築

新人レベルから、看護師長の補佐としての役割と責任を果たすことのできるレベルⅣまで、到達目標や看護実績、管理、教育、研究に関する項目が細かく設定されており、目標が明確です。(参照:市立島田市民病院 看護実践能力評価表

キャリアラダーの内容は病院によって少しずつ異なるため、転職活動時にキャリアラダーの内容を比較検討すると、安心して転職することができます。

2-2 マネジメント・研究を目標にするなら専門性の高い専門看護師

特に専門分野に関しての教育や研究を通して、生涯にわたって知識やスキルを向上させることを目標に置く方は専門看護師を目指しましょう。

専門看護師は、「複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、家族及び集団に対して水準の高い看護ケアを効率よく提供するための、特定の専門看護分野の知識・技術を深めた専門看護師を社会に送り出すことにより、保健医療福祉の発展に貢献し併せて看護学の向上をはかること」を目的として作られた制度です。(出典:日本看護協会 専門看護師とは

患者さんやご家族様へ高度な看護を提供するだけでなく、看護師に対しての教育や実践の場における研究活動などの役割も担っています。

2018年12月時点の専門看護師は全国で2,279名しかいません。専門分野はがん看護や精神看護など、13の分野が特定されています。これらの分野の中で、教育や研究に携わりたいと考えるものがある方は、専門看護師を目指してみてはいかがでしょうか。

専門看護師になるためには、実務経験が5年以上で、うち3年以上は専門看護分野での実務経験があること、専門看護師教育課程の所定の単位を取得していること、認定審査に合格することなど、いくつかの条件をクリアする必要があります。また、専門看護師の資格取得後も、研修実績や研究実績を積み、5年毎に資格を更新しなければなりません。

取得するまでも、取得してからも大変です。しかし、専門分野に関しての教育や研究を通して、生涯にわたって知識やスキルを向上させることができます。

より詳細に専門看護師について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。【目指すべきは認定看護師?専門看護師?比較表をもとに徹底解説!

2-3 現場のスペシャリストを目標にするなら認定看護師

「特定の分野を極めたい」「看護師としてさらに学びたい分野がある」といった方はスペシャリストを目指しましょう。

認定看護師は、患者さんやご家族様に水準の高い看護を実践するだけでなく、認定分野での看護師指導や相談を行う役割を担ってい現場でのスペシャリストです。

専門看護師と同様、だれでも認定看護師になることができるわけではありません。実務経験が5年以上、かつ認定看護分野での実務経験が3年以上あること、必要なカリキュラムを受講すること、認定看護師認定審査に合格することなどの条件をクリアする必要があります。また、専門看護師と同じく、5年毎に資格を更新する必要もあります。

取得までも取得後も、専門的な知識やスキルを看護の現場で向上させることが可能です。認定看護師を目標とする方は、まずは新たな分野での受験資格取得を目指すといいでしょう。

2-4 下積み5年はがむしゃらに、その後はワークライフバランスを維持したい人は企業看護師

キャリアアップをしつつ、ワークライフバランスも充実させたいと考えている方におすすめの働き方が、企業看護師です。

企業看護師とは、社員の健康管理や社員が健康に働くことができるよう保健指導をしたり、仕事が原因の精神障害を予防するためのメンタルヘルスケアを行うなど、企業に勤める社員が健康な状態で働くことができるようサポートする役割を持ちます。

病院での緊急手術、急変、ナースコールなどの対応することはありませんので、病院勤務の看護師のように長時間の残業をすることはほとんど無いといえます。また、日勤のみで土日祝日は休みのため、身体的・精神的なストレスは少なく、働きやすいということも特徴的です。

「企業看護師は、看護師としてキャリアアップすることができないのではないか」と考える方もいるでしょう。確かに、病院と違って患者さんに看護を提供する機会はありませんので、知識や技術が低下してしまうことが考えられます。しかし、企業看護師として活躍できるよう、取得しておいたほうが良い資格やスキルがあるのです。

2-4-1 第一衛生管理者資格を取って労働関係法令にも強くなる

「第一種衛生管理者」という資格があります。50人以上の職員を有する企業では、「労働条件、労働環境の衛生的改善と疾病の予防処置等を担当し、事業場の衛生全般の管理」を目的として衛生管理者を1人以上選任しなければならないと労働安全衛生法で定められています。(参照:公益社団法人 労務管理教育センター

そのため、看護師の資格だけでなく、衛生管理者の資格も有していると、転職に有利となるでしょう。看護師の場合、10年以上看護師として働いた経験のある方がこの資格の受験資格を得ることができます。

なお、第一種衛生管理者の資格は、保健師の資格を取得していると資格試験を受けずに交付されます。そのため、看護師として10年以上の経験がない方は、保健師の資格取得を目指すのもいいでしょう。

2-4-2 第一衛生管理者より上位の産業保健看護専門家制度に基づく3つの資格

保健師資格または第一衛生管理者資格を保有していることが受験資格となっている「産業保健看護専門家制度」というものがあります。

この制度は、「産業保健看護専門家制度登録者」、「産業保健看護専門家」、「産業保健看護上級専門家」の3つの資格から構成されており、それぞれ資格認定試験または資格認定審査に合格することで登録することが可能です。(参照:産業保健看護専門家制度委員会

この制度は、産業保健の目的を達成するために産業保健チームの一員として、質の高い産業保健サービスを提供できるように、産業保健領域の保健師および看護師の実践能力の育成および質を担保することを目的として、2015年に設立されました。

これらの資格認定試験、または資格認定審査を受けるためには、下図に示すように、上位資格になるにつれ、受験資格が要求されます(下図の四角の枠内が受験資格を得るために必要な単位等です)。実務経験だけでなく資格も必要なため、これらの資格を取得することも大きなスキルアップにつながるのではないでしょうか。
産業保健看護専門家制度の概要
※出典:産業保健看護専門家制度の概要

企業看護師として活躍しつつキャリアアップを目指す方は、役に立つ資格の取得を目指しましょう。

2-5 将来は海外で働きたいという目標なら国際看護師

看護師として日本だけでなく、海外でも活躍したいと考えている方もいるのではないでしょうか。海外での看護師の仕事に興味のある方は、国際看護師になることを選択肢に入れてみてみるのもいいでしょう。

国際看護師は正式な資格制度ではなく、「自国以外の国で看護師として活躍する看護師のこと」を言います。それぞれの国で必要な資格は異なりますので、日本で正看護師の資格を持っている方がどうすれば海外で看護師として働くことができるのか、人気の高い国の特徴を紹介します。

2-5-1 アメリカでは医師と看護師が対等

アメリカの看護師は、診察、怪我の処置や検査、薬の処方などの権限を持ち、医師に相談せずとも自分で判断して患者さんに対応していきます。

アメリカで看護師として働くためには、まず、日本での看護師資格を取得した履修単位をアメリカの単位へ移行することができるため、専門課程を再度履修する必要はありません。

しかし、CGFNSという看護学校卒業レベルの知識があることを証明する試験を受け、その後NCLEX-RNというアメリカの看護師資格試験に合格する必要があります。また、高い英語能力も求められますので、TOEFL580点以上を目標としましょう。

日本で看護師と言えば正看護師・准看護師の2種類ですが、アメリカでは正看護師・登録看護師・看護助手・ナースプラクティショナーの4種類があります。それぞれ仕事内容や資格の取得方法は異なります。そのため、どのように働きたいか目標を定め、しっかり情報収集をする必要があります。さらに、州によっても資格の取得方法や取得までの期間が異なる場合もあるため、確認しておきましょう。

2-5-2 オーストラリアは永住権の取得が可能

オーストラリアでは、看護師資格は永住権を取得できる資格のため、日本だけでなく世界中から看護師とをして働く希望者が来ます。また、永住権取得の難易度も上がってきているため、しっかり対策をしておきましょう。

オーストラリアは日本のような国家試験はなく、看護師として働くにはオーストラリアの看護協会に登録する必要があります。英語に関しては、IELTSという英語の試験で7.0(TOEIC870点以上のレベル)を取得するか、あるいはOETという医療関係に特化した英語の試験でBランク以上をとらなくてはなりません。

国家試験はないと紹介しましたが、日本の看護師資格だけでオーストラリアで看護師として働くことができるわけではありません。まず、専門学校や短大を卒業されている方は、オーストラリアの看護大学のコンバージョンコース(海外で看護師経験者のためのコース)に最短1年間通って看護学位を取る必要があります。

英語力・学力ともにクリアした方は、AHPRAに日本での看護師としての資格・経験・英語力などの書類を提出します。その後審査によって、申請者が登録するために必要な条件を研修プログラムでクリアすることで、オーストラリアでの看護師資格を取得することができるのです。

2-6 患者さんと1対1で向き合って自分の看護感を活かしたいなら訪問看護師

「患者さん一人一人に向き合って、じっくりと自分の看護感を生かしたい」と考えている方は訪問看護師を目指しましょう。

訪問看護師は、患者さんの自宅を訪問して、主治医の指示に基づき、療養上の世話や診療の補助を行います。(参照:日本訪問看護財団 訪問看護とは

基本的には看護師一人で訪問します。そのため、基本的な疾患に対する知識はもちろん、看護技術に関しても一人でできなければなりません。また、病院だと医療用の物品がきちんと用意されています。

しかし、患者さん宅の場合は陰部洗浄用のボトルはソースボトル、吸引用チューブは使い捨てでなく何度も利用するなど、違うもので代用したり、使い捨てでない場合なども多いです。そのため、基本的なケアをするだけでなく、あるものをうまく利用する応用力も大切になります。

また、急性期病院のように、最新の医療を提供する場面は少ないでしょう。しかし、与えられたものをうまく利用し、自分の看護感を最大限に発揮しながら患者様に最適な看護を提供することも、キャリアアップの一つではないでしょうか。

より詳細に訪問看護の仕事内容を知りたい方はこちらをご覧ください。【実際働いた私が訪問看護の仕事内容を病院と比較しながら徹底解説!

3 目標とするキャリアを実現するためにすべき2つのこと

キャリア目標を明確に設定した後は、キャリア目標達成するためにすべきことが2つあります。

・「Will」「Can」「Must」に区分し整理する
・整理された事項を日々の行動計画に落とし込む

です。それぞれ詳細に見ていきましょう。

3-1 『Will』『Can』『Must』に区分して整理する

キャリア目標が決まったら次にすべきことは、達成するために何が必要か、今から自分がすべきことは何かを考えることです。

これを考える上で有用なフレームワークがあります。「Will(ウィル)」「Can(キャン)」「Must(マスト)」に区分して整理するというものです。
will can must
これらの、「Will」「Can」「Must」に考えていることを当てはめて整理していき、「Will」と「Can」が重なり合った部分である『①』が第1章~2章で自分が思い描いた目標とズレていないか確認しましょう。

次に「Must」である実現に向けてやらなければならないことを洗いだすことになります。洗いだされたMustが重なった『②』の部分が最短でキャリアアップ目標を達成するためにやるべきことになります。

例えば、特定分野のスペシャリストである認定看護師を目指す看護師のキャリアデザイン過程を「Will」「Can」「Must」に当てはめてみるとこうなります。

認定看護師を目指す人の「Will」「Can」「Must」例
【Will】認定看護師の資格をとり、特定分野のスペシャリストになりたい
【Can】すでに2年間、特定分野に関する臨床経験を積んでおり、質の高い看護が提供できる
【Must】スペシャリストになるためにさらに看護技術を実践の中で磨かなければならない、将来指導者になるためのリーダー経験を積まなければならない、医学の進歩は早いため、年間5回は認定分野の学会や勉強会に参加し、知識を深めなければならない、認定看護教育課程を受講し、試験を突破しなければならない

 

3-1-1 定期的な見直しが必要

「Will」「Can」「Must」は定期的に見直しましょう。

自分で計画を見直す時期を半年に1回などと決めて、半年前に考えた「Will」「Can」「Must」と今時点で考えたものを洗い出して比較します。

項目も適宜追加してかまいません。自分で必要と思った項目は適宜追加し、必要性が思いのほか低かったと気づいたものは、その時点で適宜削除して「Will」「Can」「Must」を洗練させていきましょう。

3-2 3年後5年後をイメージしてやるべきことの期日を決めてガントチャートにまとめる

「Will」「Can」「Must」で整理したやるべきことは、それぞれ期日を設けて1つにまとめます。そうすることで、何を、いつまでにやらなければならいかが見えてくるからです。

キャリアアップ目標を確実に達成するためには、1つ1つのやるべきことを期日までにしっかりクリアすることが重要なのです。

例えば、「5年後に認定看護師の資格を取得する」という目標を設定したとします。目標達成までの期間が長いため、「まだ5年もあるから、勉強はまだしなくていいや」と考えてしまいがちです。しかし、「まだ先だから」と勉強を後回しにしていると、ギリギリになってから「もっと早く勉強をしておけばよかった」と後悔してしまいますし、もしかすると必要な手続きの確認が遅れ、目標としていた時期に試験を受けることすらできない状況となってしまうこともあるでしょう。
キャリア管理 ガントチャート
このような失敗を防ぐためにも、おすすめは「ガントチャート」と呼ばれる工程表を作成することです。「Will」「Can」「Must」で自分のやるべきことが洗いだされたら、それをガントチャートに書き込んでいきます。

ガントチャートにまとめることで、自分が思い描くキャリアアップを達成するための全体のスケジュールがわかるようになります。ガントチャートはテンプレートをダウンロードし、次に解説する使い方を参考に作成しましょう。

テンプレートはコチラ⇒無料ダウンロードリンク

3-2-1 ガントチャートの使い方

ダウンロードしたガントチャートの使い方は下図の通りです。
キャリアアップ ガントチャート 使い方
グレーに染めた個所と緑に染めた個所を入力するとキャリア目標が設計される仕組みです。ここでは、入力の仕方など使い方のポイントを解説していきます。

① 横軸に時間、縦軸に達成プロセスを並べる

ガントチャートを作成するときは、表の横軸には「時間」、縦軸には「Will」「Can」「Must」から洗いだした項目を並べていきます。

② B列に『Will』『Must』を入力する

B列のグレー色に「Will」を、緑色に「Must」を入力します。

テンプレートでは、グレーの個所に「Will」である認定看護師資格を取得することと記載し、目標達成のための「Must」項目を記載しています。

入力のコツは、行動を開始しないといけない時期が早い項目から入力することです。そうすることで、あとあと進捗管理する際に、自分がどういう状況にいるのかを視覚的に把握しやすくなります。

キャリアアップのプランは、はじめからかっちりと決める必要はありません。なぜなら、後述するように、計画・実行・評価・改善のなかで、目標も変化していく可能性があるからです。

③ いつまでに達成するか年月を明確に決める

「Will」と「Must」を並べ終えたら、それをいつから開始するのか、また、いつまでに達成するのか、年月日を明確に決めて、テンプレートのC列に開始日、D列に完了日を入力します。

達成する年月日は、自分のライフステージやライフスタイルに沿ったものでなければいけません。加えて、もし先ほどの例のように認定看護師になりたいのであれば、なるための教育課程を受ける期間や資格取得試験日からの逆算した目標日付設定をする必要があります。

テンプレートはファイルを開いた時点の年月が赤色で染まる仕組みにしています。次の章にある達成状況を入力すると、ファイルを開いた時点の年月と達成状況が比較できるようになり、キャリアアッププラン通りに進んでいるのか、遅れているのかが可視化されます。

④ 達成状況(%)を入力する【100%=「Can」

F列に達成状況をパーセント(%)で入力すると、達成した部分の色が青色からグレーに変わります。何パーセントと入力するかは自己評価に基づきます。「Will」を達成するために何パーセント達成しているかは自分で厳しめに評価することをおすすめします。

「Will」を入力するグレー部分の達成状況は入力された「Must」の平均として自動的に算出されます。こちらは「Will」の達成状況を全体的に見ることができます。

「Will」も「Must」も100%が「Can」の状態です。1つでも多く「Can」を作っていくことで、キャリアアップの目標達成が近づいてきます。

⑤ ガントチャートでPDCAを管理する

ガントチャートができたら、次はPDCAを管理します。
キャリア PDCA管理
PDCAとは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)の4段階をいいます。このPDCAサイクルを使い、まずは計画にそうように実行し、それがきちんと目標に向かって実行できているかどうかを評価します。

「Must」の達成にスケジュール上遅れがあれば、遅れを取り戻すための施策を考えましょう。例えば、休みの日は1時間早起きして、遅れている分の勉強をしていこうと考え、行動に移すのです。

日々のPDCAから遅れを取り戻すころができれば良いですが、もし「Must」に取り掛かってから完了日付に無理があったと気づけば、当初の計画には無理があったことを把握できます。その場合は、当初の完了日付設定の経緯を振り返り、無理な計画を立ててしまった原因を分析し、他の「Must」が無理な計画となっていないか、改善すべき点があれば、改善していくのです。

このPDCAサイクルを繰り返すことが看護師のキャリアアッププランを思い通りに遂行させるポイントになるでしょう。

4 キャリアアップに必要な3つのスキル

キャリアアップをするためには、必要なスキルが3つあります。どのようなスキルがあれば、自分の理想通りのキャリアアッププランが達成できるのか紹介します。

4-1 上司や後輩看護師との人間関係を構築するスキル

良好な人間関係が構築されていると、キャリアアップを目指す過程で人から教わることで効率的にスキル習得ができます。

人間関係が良いと、インターネットや本では知ることのできないキャリアアップへのヒントをもらえることもあり、お金では買えないノウハウを効率よく手に入れることができます。時には昔仲のよかった上司から看護師長としてヘッドハンティングされることもあるかもしれません。

また、キャリアアップは多くの場合、人の上に立つことになります。そうなった時、上司や多職種、後輩看護師など、多くの人と人間関係を構築する力が大切になります。

あなたも、現在勤務している職場のスタッフを想像してみましょう。スタッフとして働いている方は、主に患者さんや同じ部署の看護師との関わりが多いでしょう。

では、所属部署の主任看護師はどうでしょうか。主任看護師は、所属部署の師長との関わり、師長のいないときは、他の部署の師長とも関わりを持ちます。また、スタッフからの相談対応、スタッフ間の円滑なコミュニケーションを図り、医師や多職種と関わる機会も多くなります。師長になると、さらに多くの人と人間関係を構築しなければなりません。

人間関係をうまく構築するためのスキルは短期間では身につきません。最低でも2年はスキルアップに務めましょう。大事なポイントは以下の2点です。

相手の興味や求めていることに関心を持つこと
・相手にアドバイスを求めること

以下で理由を解説しますが、これらを駆使して、あなたが「信頼」される人になってください。キャリアアップをするために自己学習や研修へ参加することも大切ですが、他者から信頼されるよう行動しましょう。

4-1-1 相手の興味や求めていることに関心を持つこと

良い人間関係を構築するために大事なことの1つ目は、相手の興味や求めていることに関心を持つことです。

上司であれ他職種であれ、仕事を通じて相手は何に興味を持っているのか、相手は何を求めているのか(早いレスポンスと高いスキルのどちらを優先しているのか等)、自分がどうしたいかではなく、相手がどうしたいのかに関心を持って応えていくと人間関係はうまくいきます。

4-2-2 相手にアドバイスを求めること

2つ目に大事なことは、相手にアドバイスを求めることです。アドバイスを求めるという行為は、相手に肯定感を持たせることになります。相手は承認された気持ちになり、好印象を抱いてくれるため、人間関係がうまくいきます。

4-2 医療以外の分野における専門的な知識・スキル

「キャリアアップ=認定看護師や専門看護師の資格を取得すること」だけではありません。医療に関する資格以外にもたくさんの資格があります。医療以外でも特定の分野における専門的な知識やスキルを習得することで、キャリアアップにつなげることができるのです。

4-2-1 笑い療法士という資格

人を笑顔にさせることが好きな方におすすめなのが、「笑い療法士」の資格です。笑いは、人が幸せに生きることを支え、また病気の予防にもつながっていきます。笑いを引き出して自己治癒力をサポートし、病気の予防をサポートするのが笑い療法士です。(参照:一般社団法人 癒しの環境研究会

普段の看護の中で患者さんから自然と笑いを引き出すことで、患者さんの療養生活を今よりも良いものにできるでしょう。

4-2-2 メディカルアロマセラピストという資格

アロマに関しての知識やスキルを高めたい方は、メディカルアロマセラピストの資格を取得してみてはいかがでしょうか。

この資格は人間の身体の仕組みや機能、基礎医学の知識があり、アロマが心や体に及ぼす影響などを理解し、症状に作用する精油のアプローチやトリートメントの方法を把握して実践することを目的としています。(参照:日本統合医学協会

普段のケア中、アロマを取り入れることで、心身の痛みや不安を和らげることができます。また、緩和ケアや産婦人科などの分野でも役に立つでしょう。

医療以外でも特定の分野における専門的な知識やスキルを習得することで、キャリアアップにつなげることができるのです。あなたの強みや興味のあることに関する資格の取得を目指してみてはいかがでしょうか。

4-3 チームを引っ張りゴールへと導くリーダーシップスキル

スタッフの立場から主任や師長などの立場になると、後輩看護師を率いていくこととなります。そのため、キャリアアップをするにはリーダーシップスキルも求められます。

現在、主任や師長としてリーダーシップをとっている上司の仕事ぶりに注目しておくことも大切です。

自分が信頼をおく上司は、うまくリーダーシップをとっている上司ですので、あなたがキャリアアップをするときの手本にしてください。

反対に、うまくリーダーシップをとることができていない上司は反面教師にしましょう。そうすることで、あなたが理想とするリーダーシップがどのようなものか目標が定まり、そのリーダーシップを発揮できるよう目標に向かって努力をすることができます。

その他、リーダーシップは大きく2つのタイプに分かれます。

2つのリーダーシップタイプ

・自分中心型のリーダーシップ

・他人中心型のリーダーシップ

それぞれ見ていきましょう。

4-3-1 自ら先頭に立って引っ張っていく「自分中心型のリーダーシップ」

一般的にリーダーシップというと、目標に向かって後輩を指導し、自ら先頭に立って後輩を先導するというイメージが強いでしょう。これは「自分中心型のリーダーシップ」というもので、自分が中心となって先導し、周囲が自分に合わせるタイプのリーダーシップです。

自分がグループの中心となることが得意な方は、まずは係り活動や勉強会、委員会活動など、人数の少ないグループの中心的な役割を担当してみましょう。

どうすれば周りのスタッフが自分についてきてくれるか、どうすればほかのスタッフが意見を言いやすい環境を作ることができるのかを意識しながらその役割を担っていけば、リーダーシップに必要なスキルを学ぶことができます。

4-3-2 メンバーの力を引き出す「他人中心型のリーダーシップ」

他人中心型のリーダーシップは、自分は一歩下がって各スタッフの強みや弱みを確認し、それぞれの良さを引き出して、組織全体が目標に向かって進むことができるよう調整するタイプのリーダーシップです。

「自分が中心となって、後輩を先導することは苦手」という方に向いているリーダーシップです。

自分が中心となることが苦手な方は、各スタッフと今以上にコミュニケーションとったり、普段の仕事ぶりを観察して、スタッフの考えを理解しましょう。

普段からスタッフを理解しようとしておくと、キャリアアップをして中心的な役割となった際、各スタッフの良さをスムーズに引き出すことができます。

5 学ぶ環境は病院によって異なる!目標通りにキャリア形成していくための4つの病院の選び方

クリニカルラダーやキャリアラダーを導入している病院はたくさんありますが、根幹はどの病院でも大きくは変わりません。大事なことはキャリアラダーをあなた自身がどうやって自分のものにしていくかです。

自分のものにしていくには、学ぶ環境を考えることが大切です。環境の違いであなたの成長の速度が変わってくるからです。そして、病院によって学ぶことのできる環境は異なります。

そこで、どのような学ぶ環境を持っている病院があるのか、以下では4つに区分しながら病院選びのポイントを紹介していきます。

5-1 短い時間や移動時間等で効率的に学びたい方はe-ラーニングができる病院

短時間で効率よく勉強したいという方におすすめなのが、「e-ラーニング」を導入している病院です。

看護師の仕事は非常に忙しく、仕事中にスキルアップのための勉強をする時間をとることができません。また、疲労困憊で帰宅するため、家での自己学習をすることも難しいという方もいるでしょう。「勉強はしたい。だけど、移動時間等に短時間で効率よく勉強するのが理想」と考えている方も多いのではないでしょうか。

そこで役立つのがe-ラーニングであり、パソコンやスマートフォン等で気軽に利用でき、自分のペースで勉強することができます。

また、外部の研修に参加するためには会場まで足を運ぶ必要がありますが、e-ラーニングはインターネット環境があればどこでも学ぶことが可能です。そのため、空いた時間に効率よく勉強することができます。

e-ラーニングを教育に使用している病院は多くあります。中でも、東京都新宿区にある慶應義塾大学病院では、iPodによる教材の貸し出しが行われており、病院だけでなく家や通勤中にも利用できるよう工夫されています。看護技術やフィジカルアセスメントなどの視聴がいつでもできるようにされているため、効率よく学ぶことが可能です。(参照:慶応義塾大学病院 看護部

また、大阪府吹田市にある大阪大学医学部付属病院では、2004年に市販のe-ラーニングが導入されましたが、2010年からは病院独自のe-ラーニングシステムの運用が開始となりました。このe-ラーニングシステムは、第8回日本e-ラーニング大賞において、厚生労働大臣賞を受賞しています。

よりレベルの高いe-ラーニングで勉強したい方は、大阪大学医学部付属病院での勤務もおすすめです。(参照:大阪大学医学部付属病院 e-ラーニングシステム

e-ラーニングを導入している病院はたくさんありますので、自分に合った使い方、学び方ができる病院を探してみましょう。

5-2 復習に重きを置きたい、体系立てて整理したい方はポートフォリオを導入している病院

自分の立てた目標や成果、結果などを明確にし、日々看護を行う中での学びや振り返りを重視してスキルや知識を高めたい方には、ポートフォリオを導入している病院がおすすめです。

ポートフォリオはファイルを使用した学習法で、最初のページには自分のなりたい看護師像などの目標をファイルします。そして、目標に向かって集めた資料や学んだ内容、できたことなどをファイルし、成長過程を自分だけでなく他者にもわかりやすくすることができます。自分の振り返りになるだけでなく、後輩指導の際の資料として、自分の活動内容を説明する際のツールとしてなど、様々な場面で役立てることが可能です。(参考:ナース☆ワゴン ポートフォリオって何だろう

東京都千代田区にある三井記念病院では、年次ごとに目標を設定し、学んだことや勉強会の資料だけでなく、先輩看護師からの励ましの手紙や患者さんが下さった絵、給料明細などの思い出の品も一緒にファイリングをし、自分で学ぶ力だけでなく、自ら知識・経験を獲得し成長するための「意志ある学びの手法」の習得が目指されています。(参照:三井記念病院 看護部 ポートフォリオ学習

大阪府東大阪市にある恵生会病院では、ポートフォリオを個人のものとしてではなく、ファイルをスタッフが自由に手にできる場所に置いてあります。そのため、自分の目標に関する情報だけでなく、他のスタッフの目標に関する情報交換も行うことができ、結果としてスタッフ全員の学習意欲が高まり、スタッフ全員の学びにつながっているのです。(参照:恵生会病院 看護部 わたしたちの看護部

ポートフォリオを教育に導入している病院はたくさんあります。しかし、中にはポートフォリオをうまく活用できておらず、「とりあえずファイルを作った」や「目標は設定したけど、中身はスカスカ」という病院もあるようです。ポートフォリオを重視して病院を選ぶ際は、しっかりポートフォリオを教育に活用できている病院を探しましょう。

5-3 帰宅する前に病院で勉強したい方は図書館がある病院

あなたは、どこで勉強をするとはかどりますか?「家だとついテレビを観たり本を読んでしまって、勉強に集中できない」という方もいるでしょう。家では勉強に集中できないという方は、図書館のある病院での勤務がおすすめです。

岡山県倉敷市にある倉敷中央病院は、日本で初めて図書館を設立した病院といわれています。倉敷中央病院の図書室の特徴は、日本語・英語堪能な国際サポート専任スタッフが常駐していることです。海外学会発表や英語論文校正、英語文献検索などのアドバイスを受けることができます。

また、10,000冊以上の本に加え、和雑誌29誌、電子では5,403誌が契約されています。取り扱っていない書籍に関しても、図書室専任の担当者が取り寄せ等も行ってくれるなど、バックアップも整っています。(参照:倉敷中央病院 支援体制

東京都新宿区にある慶應義塾大学病院では、敷地内に信濃町メディアセンター(北里記念医学図書館)があります。地下1階から地上4階まであり、充実した蔵書があります。また、幅広い分野の電子資料へアクセスすることが可能です。閲覧エリアが設けられており、近いある閲覧室では学習することもできます。(参照:北里記念医学図書館 利用案内

病院によって蔵書の数や設備は異なります。本を閲覧するだけでなく勉強することも目的としている方は、学習スペースが整っているかという点も意識して病院を探しましょう。

5-4 とにかくOJTで現場の中で体で覚えていきたい方は施設間連携が強い病院

学ぶ環境が整っている病院は非常に魅力的ですが、中には現場で看護に関する知識やスキルを高めたいという方もいるのではないでしょうか。そんな方は、研修制度や学習できる設備が整っているだけでなく、連携にも力を入れている病院がおすすめです。

京都府京都市にある京都大学医学部付属病院では、「施設間の連携に強い看護師養成プログラム」に参加しています。このプログラムは、施設間の連携に強い看護師の育成をすることが目的で、京都大学医学部付属病院看護師の確保が困難な施設へ派遣されます。そのため、様々な施設での看護について広く学ぶことができ、ジェネラリストとして成長することが可能です。(参照:京都大学医学部付属病院 看護師キャリアパス支援センター

他施設で働くことで、現在とは違った看護観を養うことにも繋がりますし、違った治療法や看護について触れることができます。充実した教育体制も大切ですが、ほかの施設でしか経験できないこともあるため、特にジェネラリストを目指している方は、施設連携の強い病院での勤務がおすすめです。

6 看護師のキャリア形成にまつわるよくある質問

ここまで看護師のキャリアアップのための目標設定、目標達成のためにすべきこと、行動・スキル、目標達成を促進する環境選びについて解説してきました。

最後に、その他のキャリア形成にまつわる疑問について、Q&A形式で答えていきます。

6-1 ワークライフバランス重視で将来は家庭をもって子育てしながら働きたい場合はどうすれば良いですか?

A 院内保育がある病院を選び、急性期病棟に勤務する

仕事と家庭の両立を目指すうえで重要なポイントは以下の2つです。

・家庭を持つ前に一般的な急性期の外科や内科の病棟を選ぶ
・家庭を持つ前から院内保育がある病院に勤務する

6-1-1 家庭を持つ前に一般的な急性期の外科や内科の病棟を選ぶ

将来、ワークライフバランスを重視した働き方を選べる看護師になるために、家庭を持つ前に一般的な急性期の外科や内科の病棟を選び、看護師スキルを高めましょう。

勤務する診療科にこだわりがなければ、結婚前や出産前に外科や内科などを経験しておくとよいでしょう。これらの診療科で身についた知識やスキルはどの職場でもおおむね活用することができるので、診療科が理由で家庭との両立がしやすい職場を諦めるような事態になるのを防ぐことができます。

子どもがある程度大きくなれば夜勤も忙しい病棟の仕事も、若いころのようにしっかりこなしたいと思っている方は、夜勤などの業務やICUなどの忙しい職場を早めに経験しておきましょう。取得しておきたい資格があれば結婚前や出産前にとれるよう計画的にチャレンジしてください。

6-1-2 過程を持つ前から院内保育がある病院に勤務する

規模の大きな病院は比較的院内保育がある可能性が高いです。働く環境の選択肢に看護師の多い大きな病院を入れましょう。

病床があるため夜勤もあり忙しいというイメージもありますが、看護師の数も多いため時間の融通がきくこともあります。大きな病院には子育て世代の看護師も少なくありません。急な休みにも理解を示してくれる方も多いです。

規模の小さい職場であったり、スタッフは多くても看護師は少ないという職場であったりすると、自分が休めば他のスタッフの負担が増えてしまう場合もあります。土日祝日は休むことができても運動会の延期など急な平日休みには対応できない恐れもあるので注意が必要です。

また、大規模な病院の場合、院内に24時間体制の保育施設が併設されていることがあります。家庭も仕事も疎かにしたくないという方は保育施設がある病院を探してみることをおすすめします。

6-2 看護師の資格を活かして起業するためにはどうすれば良いですか?

A:お金重視で勤務先を選び、将来は訪問看護ステーションを開設する

将来起業を目指す方は、まずお金重視で勤務先を選びましょう。また、看護師の資格を活かして起業するのであれば、最もおすすめなのが訪問看護ステーションの開設です。

訪問看護ステーションの開設をおすすめする理由

・医師ではなく看護師が主体であること
・大きな施設・設備が不要であるため、初期投下資金を小さく始めることができる

起業すると何かとお金の話に追われることになります。自分の収入など考える暇もなく従業員への給料の支払いや昇給による出費の増加、融資の返済資金集め等々、特に、成功を掴む手前の、起業から3年目くらいまでは資金繰りに追われます。

この3年で8割近くが倒産すると言われていますので、起業したい方にとってお金の話は切っても切り離せない問題になるのです。

そのため、事業に失敗した場合は借金だけ残る恐れもあることに留意しておく必要があります。

目安として、起業や企業経営の経験がない方は、手元に1,000万円の資金を準備してから起業することをおすすめします。

お金を貯めつつ、起業に向けてキャリアアップをしていくためのポイントは以下の3つです。

・訪問看護ステーションでの勤務を経験する
・ステーション管理者を3年経験する

それぞれ見ていきましょう。

6-2-1 訪問看護ステーションでの勤務経験は一石二鳥

看護師主体で運営できるサービスに焦点を当て、起業までに経験を積みながらお金を貯めるには訪問看護ステーションが1番効率が良いです。

上記観点から、毎月の平均給与をまとめてみると、1位に訪問看護ステーションがくるからです。

順位勤務場所金額
1位訪問看護ステーション335,834円
2位介護老人保健師施設318,631円
3位介護老人福祉施設306,835円
4位ケアハウス・グループホーム・有料老人ホーム276,257円

(参照:日本看護協会 2017年看護職員実態調査)

訪問看護ステーションを開設して成功をつかむためには、お金を貯めつつ、自分が将来TOPに立って提供するサービスを実際に経験するのが良いので、訪問看護ステーションで3年ほど勤務しましょう。

6-2-2 ステーション管理者を3年経験する

さらに、3年勤務に加えて、訪問看護ステーションの管理者を3年以上経験するなど訪問看護ステーションでのキャリアをしっかり積み重ねていくことをおすすめします。

管理者はステーションの利用者管理や働くスタッフの管理を行います。この仕事は、自分が経営者となったときにとても役に立ちます。

逆に言うと、この経験がないまま独立するのはリスクが高いのでやめましょう。スタッフの管理ができず、不満がたまって退職してしまった場合、1人補充するのに大体100万円払うことになると考えておいてください。

6-3 クリニカルラダー、キャリアラダーとはなんですか?

A 【キャリア関連用語の関係】クリニカルラダー・スキルアップ<キャリアラダー・キャリアパス<キャリアアップの関係

キャリア関連の用語はたくさん出てきて関係性がわかりずらいので、まずは下記の通りわかりやすく図にまとめました。
キャリアアップ 用語の整理図
なお、『ラダー』とは「はしご」を意味し、ステップアップの道順を細かく区分したうえで1つ1つをはしごを渡っていくように進んでいくことでキャリアアップしていく課程を指しています。

6-3-1 キャリアアップは看護師としての市場価値全般を指す用語

キャリアアップは看護師としての市場価値を高める経歴を積み上げていくことです。わかりやすく言うと、給料アップ、年収アップにつながる事全般を指します。キャリアを語る上ではこのキャリアアップが大枠となって、給料アップ、年収アップにつながるキャリアパスやスキルアップを考えていくことになります。

6-3-2 キャリアパスは職種を超えるが、キャリアラダーは職種内を指す用語

キャリアパスやキャリアラダーとは、病院内の病棟やリーダー、看護部長等のポジションを経験しながらステップアップしていくという意味で同義です。

キャリアパスとキャリアラダーの違いは、キャリアパスが病棟勤務から事務員への異動といった職種を超えてのステップアップを含むのに対し、キャリアラダーは看護師としての職種内での異動(例えば病棟間の異動)のみでステップアップしていく過程を指しているというところで異なります。

看護師の場合、事務に異動することが看護師としての市場価値を高めるキャリアアップには繋がらないことから、キャリアパスという言葉ではなく、職種内での経験を積んでいく道順を指すキャリアラダーという言葉が多く使われます。

6-3-3 スキルアップとクリニカルラダーはほぼ同じ意味を指す用語

最後にスキルアップとクリニカルラダーはほぼ同義です。スキルアップが一般用語であるのに対し、クリニカルラダーはより専門職のスキルに焦点を当てた用語という整理です。

看護師のクリニカルラダーといえば、看護師の看護実践能力を段階的に区分したもので、各段階において期待される能力を示し、到達度によって看護師の能力が示されるシステムということになります。

多くの病院では、看護師として成長するためにクリニカルラダーが採用されています。クリニカルラダーは「あらゆる施設や現場で活動可能な看護師の育成・教育支援、継続性の強化のため、個々の看護師が所属する施設の枠にとどまらず、全国レベルで共通して活用可能な指標」として開発されたもので、看護師のスキルアップ・能力評価のシステムの1つです。(参照:日本看護協会 看護師のクリニカルラダーの開発について

レベル1の「基本的な看護手順に従い必要に応じ助言を得て看護を実践する」から、レベル5の「より複雑な状況において、ケアの受け手にとっての最適な手段を選択しQOLを高めるための看護を実践する」まで、看護を実践する能力を確認することのできるものです。(参照:日本看護協会 看護師のクリニカルラダー(日本看護協会版)

6-4 経験年数によってキャリアに対して考えるべきことは異なりますか?

A 経験年数3年以内、5年以内、5年目以降に分けて考えるべきことは変わる 

看護師の経験年数ごとにキャリアアップに対して考えるべきことを変えていきましょう。以下の5つに区分するとわかりやすいです。

看護師経験年数ごとのキャリアアップのポイント

【1年目~3年目】看護師としての知識や技術を高めることに注力すべき
【3年目~4年目】実践でリーダー業務やマネジメント業務に力を入れるべき
【5年目①】将来の方向性を決める時 ジェネラリストを目指すなら積極的な部署移動をする時期
【5年目②】将来の方向性を決める時 スペシャリストを目指すなら認定看護師資格や専門看護師資格を取りに行く時期
【番外編】看護部長を目指すなら地道に努力を続ける

それぞれについて、以下で少し詳しく見ていきます。

6-4-1 【1年目~3年目】看護師としての知識や技術を高めることに注力すべき

看護師になって最初の3年間といえば、重症な患者様の看護や後輩指導を任されることもありますが、まだまだ看護師としての知識や技術を高めていくのに大切な時期です。そのため、キャリアアップについて考えるよりも、まずは与えられた役割をきちんとこなし、看護師として成長していくことを第一に考えたほうが良いでしょう。

看護師として働いているうちに、「将来、どのような働き方をしたいか」とキャリアアップについて考える方が多いと思います。

中には新人看護師の段階、あるいは看護師として活躍する前から、「将来は看護部長まで上り詰めたい」などのキャリアアップを考えている方もいるかもしれません。

早い段階でキャリアアップのイメージができた方は、できるだけ早く目標を達成するために、他のスタッフよりも早く目標達成に向けた行動をとりたいと考えるでしょう。

しかし、焦りは禁物です。

例えば、「整形外科病棟に配属されたけど、働いているうちに緩和ケアについて学びたくなった。1年目だけど、緩和ケアを学ぶことのできる病院へ転職をしたい」と、働き始めて間もない段階で転職を考えている方もいるかもしれません。

早い段階で将来のキャリアアップを見据え、行動に移すことはいいことですが、看護師としてある程度の経験がなければ、「本当に自分がしたい看護は何か」ということを明確にすることは難しいものです。そのため、転職した後に「やっぱり自分には向いていなかった」など、後悔してしまうことがあります。

できればリーダー業務を任されるようになる3年目までは、今の職場・部署で頑張ってみてください。その間に、今の職場・部署でキャリアアップをしていきたいか、違う職場・部署でキャリアアップをしていきたいか考えると良いでしょう。

1年目~3年目は、将来スペシャリストになりたいのかジェネラリストになりたいのかを考える時間という程度で大丈夫です。

専門看護師と認定看護師、目指す分野によって、準備事項は異なります。スペシャリストの道を目指したい考えがある場合には、スムーズに資格を取得できるよう、どうすれば認定看護師になれるか知識の整理はしておきましょう。

より詳細に専門看護師、認定看護師について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。【目指すべきは認定看護師?専門看護師?比較表をもとに徹底解説!

6-4-2 【3年目~4年目】実践でリーダー業務やマネジメント業務に力を入れるべき

3年目になるとリーダー業務が開始となることが多いでしょう。中には、4年目で主任代行業務も任されるようになるかもしれません。リーダー業務が開始となると、今までのように自分の担当患者さんのことばかり気にかければいいわけではありません。

多くの病院でチームナーシングが採用されており、リーダーは看護師というチームをまとめる立場になります。そのため、他のスタッフを気にかけ、患者さんへ適切な看護が提供できるように働きかけるなど、チームをマネジメントしていかなければなりません。

マネジメントは「管理」などの意味を持つため、「看護部長クラスになるまではマネジメントは関係ない」と考えているかもしれません。しかし、リーダー業務が開始となる3年目くらいから、マネジメントに携わることになります。

マネジメント領域が見えてくると、病院経営について知る機会も出てくるかもしれません。そこで、看護部長などの役職を目指すか、認定看護師や専門看護師などのスペシャリストを目指すか、幅広い診療科の知識やスキルを身に着け、様々な分野で活躍できるジェネラリストを目指すかなど、大まかなキャリアアップの方向性を考えると良いでしょう。

6-4-3 【5年目①】:将来の方向性を決める時 ジェネラリストを目指すなら積極的な部署移動をする時期

3年目~4年目で大まかなキャリアアップの方向性を決めるといいと紹介しました。実際に行動に移すのは、看護師としてある程度の知識や経験のある5年目が良いでしょう。先ほど紹介した、看護部長、スペシャリスト、ジェネラリスト、それぞれのスキルアップに向け、どのような行動をとるべきかプランを立てていきましょう。

規模が大きな病院の場合、ある程度勤務した段階で部署異動を行うことになります。特にこちらから部署異動の希望を出さなくても、病院側から辞令を受けることが多いです。しかし、ジェネラリストの道を目指すのであれば、病院からの辞令を待つのではなく、自ら進んで「○○の部署へ異動したい」と希望を出すようにしましょう。

ジェネラリストを目指すには、様々な診療科に関する看護を網羅する必要があります。そのため、早い段階で異動をしておいた方が将来的に経験できる診療科が多く、より多くの知識を習得することが可能です。また、興味のある分野の診療科のない病院で勤務をしている方は、その分野の看護が実践できる病院へ転職することも検討しましょう。

6-4-4 【5年目②】将来の方向性を決める時 スペシャリストを目指すなら認定看護師資格や専門看護師資格を取りに行く時期

認定看護師や専門看護師などのスペシャリストの道を目指すのであれば、まずは資格の取得資格を得る必要があります。

専門看護師を例に見ていきましょう。

まず、看護師として5年以上の経験があること、通算3年以上は取得を希望する専門分野での実務経験が必要です。実務経験をクリアできなければ次に進むことができませんので、まずは実務経験をクリアしてください。

次に、「看護系大学院修士課程修了者で日本看護系大学協議会が定める専門看護師教育課程基準の所定の単位を取得していること」という条件をクリアしなければなりません。(参照:日本看護協会 専門看護師とは

大学院へ進学をするためには、いくつか準備があります。

まず、職場との調整です。大学院は2年間通う必要があります。主に平日に受講することになるため、仕事をすることが難しくなります。そのため、休職をするか退職するか、休職するのであれば給料は出るのか、進学支援制度はあるのかなどを確認し、双方が納得する形で進学をしなければなりません。

また、大学院はどこでもいいわけではありません。定められた大学院で学ぶ必要があります。がん看護であれば、79の大学院から受験する学校を選ぶことができます。しかし、災害看護は東京の日本赤十字看護大学大学院、福井県の福井大学大学院、広島県の日本赤十字広島看護大学大学院の3か所の大学院しかありません。(参照:日本看護協会 専門看護師教育機関及び過程一覧

そのため、専攻する分野によっては、引っ越しが必要な場合もあります。

さらに、当然ですが大学院に入学するために受験勉強もしなければなりません。大学院によって問題の難易度が異なる場合もあるため、しっかりと対策をしておきましょう。

6-4-5 【番外編】看護部長を目指すなら地道に努力を続ける

看護部長は、病院で勤務する看護師のトップです。各病院で、1人しかいません。そのため、看護部長まで昇進するには、非常に狭き門といわざるを得ません。では、看護部長になるにはどうすればいいのでしょうか。

看護部は、上から順に「看護部長」、「看護師長」、「看護主任」という役職のある病院が多いです。看護部長になるためにはスタッフから看護主任、看護師長を経て昇進するのが一般的で、規模が大きな病院だと看護部長になるまでに20年以上ものキャリアを要することもあります。そのため、看護部長を目指すのであれば、できるだけ長く看護師として活躍しなければなりません。

しかし、長く勤めていれば必ず看護部長になることができるというわけではありません。当然、看護師としての豊富な知識やスキルが必要ですし、リーダーシップも大切です。また、各部署の看護師長の相談に乗ることもありますし、何かあった際に正しい判断を求められます。そのため、看護部長にふさわしい看護師になる必要があるのです。

また、タイミングも重要です。スムーズに看護主任になることができたとしても、看護師長のポストに空きがなければ看護師長になることができません。看護師長になることができても、看護部長のポストに空きがなければ、看護部長になることができません。そのため、どんなにあなたが看護部長に適任だったとしても、タイミング次第では順調にキャリアアップできない可能性もあります。

タイミング等で看護部長になることが難しい場合、転職をすることで看護部長になることができるかもしれません。皆さんもインターネットの広告等で、看護師の求人を目にしたことがあると思います。多くの求人で募集しているのはスタッフですが、まれに管理職の求人を出している病院があります。

しかし、管理職の求人を見たことがないという方も多いでしょう。管理職の求人は、その病院で勤務するスタッフや利用している患者さんが目にすることで、動揺してしまう可能性があります。そのため、求人サイトで「非公開求人」として取り扱われていることがほとんどです。現在勤務している病院で看護部長までのキャリアアップが難しい場合は、看護師の求人サイトに登録し、管理職の求人を紹介してもらうと良いでしょう。

また、看護部長などの管理職が退職をする際、病院によってはヘッドハンティングすることもあります。しかし、ヘッドハンティングされるためには、その病院に人脈がなければ難しいです。転職をした上司や同僚、他の病院で勤務をしている看護学校の同級生など、他の病院で勤務している看護師との人脈を大切にておくと、ヘッドハンティングをしてもら得る可能性が高まります。

7 まとめ

いかがでしたか?看護師としてやりがいをもって活躍していくためには、キャリアについて考えることが必須です。

今回は、キャリアアップ総まとめとして、目標設定から必要な環境・行動・スキルを1つ1つ掘り下げました。

キャリアアップのためには、現実的なキャリアプランを設計し、目標達成までモチベーションを高く保つことも大切ですし、リーダーシップやマネジメントスキルも大切です。

看護師として活躍している各時期に応じた目標を設定し、時期に応じた行動をとることができるよう心掛け、理想通りのキャリアアップを達成できるよう、1日1日を大切にしてください!

訪問看護をやってみたい。やりたい看護がある。そう思う人こそリカバリーに来てほしい。

「自分の大切な人を看るように、利用者様やご家族と関わる」

訪問看護ステーション リカバリーは、創業からこの思いを持ち、
利用者様やご家族にとって「もうひとりの温かい家族」のような存在として、
在宅での療養生活をお手伝いさせていただいています。

「あなたが来てくれると安心する」
「おうちで過ごせてよかった」

1人でも多くの利用者様の「家に帰りたい」という思いを叶えるため、
「もうひとりの温かい家族」という思いに共感してくれる看護師の方、
わたしたちと一緒に働きませんか?