看護師が面接の1か月前に必ず行うべきたった3つの重要なポイント

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看護師が面接の1か月前に必ず行うべきたった3つの重要なポイント

看護師は国家資格取得や実習が忙しく、面接を教わったり、練習する機会が極端に少ない職種になります。

「面接得意です!」「面接バッチリです」

と自信を持って答えれる方は少ないと思います。特に初めての就活、初めての転職の方が面接において何からやっていいかわからないと感じまとめました。

まず言えることは看護師が就職、転職する際に面接で必ず抑えるべきはたったの3項目になります。多くのサイトなどでは、様々なことが書かれていますが、実際90%以上はこの3項目に集約されています。準備したい項目は沢山あると思いますが、この3項目を突き詰めましょう。なぜなら、「長所、短所」「看護師として印象に残った経験」などは脚色ができるからです。面接官は、病院や施設などの組織に入ってしっかり働けるか、馴染めるか、トラブルがないかを重点的に見ます。下記3つはそこを判断する根幹にもなり、この答えが大きな価値があるからです。

・志望理由

・看護師を目指した理由

・逆質問の準備

この3つを重点的に抑えておけば面接の準備は100%できます。特に看護師を目指した理由は看護観を振り返り、まとめ直す重要なポイントになります。そのため1~4章は必ず抑えて、面接前に準備するようにしてください。

その上で新卒と既卒での違いや、面接時の服装や必要物品などまとめてありますので、心配な方は確認だけして下さい。ご自身が望む就業先に就職できることを切に願いまとめました。実際著者やその友人も実践で有効な方法ですので、是非ご参考にして下さい。

1 看護師が面接で必ず抑えるべき3項目

看護師が就職や転職を考える際に、必ず面接が行われます。理由は「患者さんとのコミュニケーション」「医師や多職種との連携」が看護師に求められるからです。そして、面接を成功させるためには特に以下の3項目が重要です。なぜなら病院や施設などの組織に馴染めるかが最も大切だからです。看護師の面接では「病院や施設の目指す方向性」と「志望者が目指す方向性」が合致しており、そのうえで十分なコミュニケーション能力があるかを確認することが目的なのです。ですから、志望者の長所や短所、生い立ちなどを面接上ヒアリングすることはあるかもしれませんが、上記の目的に沿った3つの項目さえ十分準備しておけば大丈夫です。著者も面接や就活、そして採用側の立場で経験を積んできたからこそわかりますが、とにかくこの3つをしっかり準備すれば十分でしょう。

志望理由

なぜその就業場所を選んだのか。しっかり目的が合致しているのか。

看護師を目指した理由

看護師としての信念。根幹をスムーズに話せるのか?

逆質問の準備

真剣度や、コミュニケーションスキルの確認

履歴書や経歴よりも、面接が採用の可否に最も重要な要素になります。このような話を聞くと面接に緊張してしまったり、本来の力を発揮出せないのではと心配になる方も多いかと思います。

「安心してください!」

事前の準備を行うことで、本来の力を100%発揮できるはずです。2章以降に細かく記載しておりますので、遅くても面接の1か月前に準備しましょう。

2 【ポイント①】志望理由は事前情報で100%抑える

必ず抑えるべきはやはりHPになります。多くの病院や施設、訪問看護ステーションやクリニックにはHPがあります。

面接官も人間です。対応する方が採用担当者であれ、看護師長であれ、院長であっても同じです。一緒に働く方が、自信の就業場所を詳しく知っていて嫌な方はいないです。だからこそ、事前に調べることは最も好感をもつポイントとなります。全てを理解することは難しいからこそ、就業先ごとにポイントを挙げました。

2-1 【病院用】病院の理念を抑える

病院に就業を考えている看護師は、必ず病院の理念を抑えましょう。例えば東京医科大学病院で言えば人間愛に基づいて、患者さんとともに歩む良質な医療を実践します。】が病院理念になります。可能なら暗記をし、この理念に対しての考えや想い、共感のポイントをまとめ伝えることが重要になります。働きたい病棟や、強みにしている箇所を伝えたくなるとは思いますが、最優先はこの病院理念になるので、絶対に抑えておききましょう。<引用:東京医科大学病院HP>

2-2 【施設用】施設の方針を理解する

施設では施設の運営会社の経営理念と、その施設が大事にしているポイントが異なります。業界最大手のSOMPOケア株式会社を例に見てみましょう。経営理念が【SOMPOケアグループは、多くの高齢者の方やそのご家族および全従業員に対して「人間尊重」を経営の基本とし、安心・安全・健康に資する最高品質の介護サービスのご提供ならびに働き甲斐と働きやすい職場の提供を行い、「世界に誇れる豊かな長寿国日本」の実現に貢献します。】となっております。そんぽの家(石神井公園)ですと【いつでも誰かが訪ねてこれるホーム、必要とされるホームを目指して】が施設の方針になっています。面接の際はこの施設の方針を元に、考えや想い、共感のポイントをまとめるようにしましょう。<引用:SOMPOケア株式会社>

2-3 【訪問看護ステーション用】HPなどで代表挨拶を抑える

訪問看護ステーションでは、5名未満の小規模な事業所が50%以上になります。その上で重要なのは代表挨拶になります。創業者の企業理念がわかりやすいリRecovery International株式会社の例を見ていきましょう。代表者様の挨拶に【在宅での看取りを増やしていくこと、ご利用者様の健康寿命を延伸すること、医療従事者がいきいき働ける職場環境を提供することが使命だと感じております】などという部分から考えや想い、共感のポイントをまとめるようにしましょう。代表者様の考えがステーションの運営方針になっている会社がほとんどになっていますので、是非就業先を選定するポイントとしても抑えるようにしましょう。<引用:Recovery International株式会社>

2-4 【クリニック用】院長の挨拶を抑える

クリニックに関しては、院長の挨拶を必ず確認するようにしましょう。クリニックでは院長の考えや意向が最も重要視されます。榊原記念クリニックの例で確認すると、循環器領域を専門にしていることに加え、24時間体制で取り組んでいること、血液検査を即日渡すことなど患者さんに寄り添った診療を行っていることが伺えます。これらの情報を元に、自身の考えや想い、共感ポイントをまとめておくようにしましょう。<引用:榊原記念クリニック>

3【ポイント②】看護師になった理由をまとめ話せるように準備

皆さんは看護師になった理由を覚えているでしょうか?多くの方は「YES」と答えると思います。ただそれを面接時に話しましょうと言われると、表現の仕方や伝え方に困ってしまうのではないでしょうか。これらを面接前にまとめておくことが大事なポイントの一つになります。

3-1 面接前に看護師になった理由を自分なりに書き出す

まず重要になるのは、看護師になった理由を書き出し、その上で自身の看護観をまとめることが大事になります。自身の体験などを交えて記載できるとより話すイメージが出てきます。特に学生時代の経験や印象に残った担当の患者さんの話は面接官にも伝わりやすいです。

3-2 自分の看護観と就職先の考えをすり合わせる

看護師になった理由、看護観をまとめ終わった後は、就職希望先の理念や看護方針にすり合わせることが大事になります。例えば、看護師になった理由が「母親が看護師で、自信をもって働いている姿に憧れて、母親のようになりたいと感じて看護師を目指した」で看護観は【実習中に患者さんから「あなたが来ると元気になる」と言われ常に元気を与えられる看護師という存在でありたい】とし、各就業先でまとめてみます。

3-2-1 【病院用】理念の一部を引用

病院を志望する方向けに、東京医科大学病院の例を用いて解説します。まずは東京医科大学病院のホームページをしっかり読み込みましょう。そして、病院の理念を元に「私の看護観である元気を与える看護師と、貴院の患者さんとともに歩む良質な医療が同じであり、この病院で働きたいと考えました」と伝えましょう。ポイントは理念に入っている言葉の一部分を引用することです。

3-2-2 【施設用】就業先施設の想いを中心

施設を志望する方向けには、SOMPOケア株式会社の例を用いて解説します。そんぽの家(石神井公園)の施設方針【いつでも誰かが訪ねてこれるホーム、必要とされるホームを目指して】をベースに「私の看護観である患者さんが私がくると元気になると思ってもらえる部分と、貴施設の必要とされるホームがマッチし、私自身含めて必要とされる施設を共に目指したいと考えて志望しました」と伝えましょう。リンクしている部分を重ね合わせるのがポイントです。

3-2-3 【訪問看護ステーション用】代表挨拶との共感

訪問看護を志望する方向けに、Recovery International株式会社の例を用いて解説します。訪問看護ステーションは代表挨拶が最も大事になります。この場合は、「私は母親が自信をもって働いている姿をずっとみて看護師になりました。御社の医療従事者がいきいきと働ける職場環境としていることから、私自身母親以上に自信をもって働けると考えて志望しました」とまとめてもらえれば、採用の可能性はグッと高まります。私自身理念や考えの共感で実際に採用し、今も活躍している看護師が何人もいます。ポイントは代表挨拶と自身の共通点の検索になります。

3-2-4 【クリニック用】院長挨拶から強みを挿入

クリニックを志望する方向けに、榊原記念クリニックの例を用いて解説します。榊原記念クリニックを志望するのであれば「私の看護観である元気を与える看護師と、貴院の考える患者さんに寄り添った診療がマッチして選びました」とい形でまとめるようにしましょう。ポイントはそのクリニックの強みを看護観に挿入することになります。

4 【ポイント③】逆質問は必ず準備

看護師の面接でよく言われる逆質問。「何もありません」と答えるのがいいイメージかもしれませんが、それは間違いになります。看護師はコミュニケーション能力を問われる仕事です。質問する、聞くというスキルが重要であるため、面接で逆質問を行うことは実は重要なポイントの一つです。また面接官にもやる気があるという印象も持たれます。ただどんな質問がいいかわからないと思いますので、代表的で好印象になる質問を例題として書きましたので、是非ご活用ください。

4-1 就業前に勉強すべきことや必要なスキルを逆質問

どの職場でも通じるのが事前学習です。「就業前に事前に勉強しておきたいのですが、必要な項目やオススメの参考書などありますでしょうか?」という質問は有効です。自身も就業前の不安を取り除くこともできますし、著者自身も実際この質問で参考になる本を購入してスムーズに業務につけた経験があります。

4-2 看護部や配属先の雰囲気や上司の人柄を確認

看護師にとって重要である人間関係や、職場の雰囲気。これらは逆質問で聞くのが友好的です。聞き方としては「看護師としてコミュニケーションや職場の雰囲気は大事だと考えております。私の配属先はどのような雰囲気で皆様働かれているのでしょうか?」と聞くのがベストです。また「上司とのコミュニケーションは重要と考えていますが、私の上司はどのような看護観やお人柄など教えて頂ければ幸いです」などと伝えれば、印象もよく情報も集められます。自身にとってもかなり必要な情報であるので、しっかり聞くようにしましょう。

4-3 逆質問で年収や有休などはNG項目

どうしても気になる年収や年間休日実績。年収に関しては、求人票やHPなどでわかるので、合えて聞くことは避けましょう。しっかり調べていないと思われている要因になります。年間休日数に関しても同様に言えます。もし聞くなら有給取得率に関してです。ただこちらは高ければ面接時に説明してくれますし、実際の所属先によっても異なるので、あえて質問はしないほうがいいです。

5 面接時の好感が持てる服装と身だしなみ

面接時の服装に悩む方も多いのではないでしょうか?

3つのポイントさえ抑えておけば服装と身だしなみはそこまで重要ではありません。しかし、社会人のマナーとして知っておいて損はないので、看護師が面接で挑む際に好感がもてるものを一覧にしました。

服装

・地味な色のスーツ(黒、紺)

・インナーは白か薄い色

・ヒールが低い黒のパンプス

・男性はネクタイは紺などのブルー系

・バックはA4サイズの書類が入るシンプルなもの

・靴下は黒系で無地

髪形

・髪の毛が長い人は一つにまとめる

・ヘアアクセサリーは使用しない

・縛れない方は顔にかからないようにピンなどで留める

・色は地毛または明るすぎない

メイク

・濃いメイクは避けて、ナチュラルにする

・口紅はつけない

・男性のメイクは避ける、髭は必ず剃る

・ネイルはせず、外す

・爪は短く切って清潔にする

後は香水やにおいの強いシャンプーを使用される方は注意が必要です。密室空間で行われることが多いので、匂いにも気を使いましょう。タバコのにおいも見落としがちになるので、消臭スプレーなどで対応するようにして下さい。

6 面接時に必要なアイテム3選

看護師の面接では、3つのポイントを抑えて臨むのが最重要になります。もし1%でも可能性を上げたい、必ずここで働きたいと考える上で、必要なものは3つになります。

・履歴書

・メモ帳

・筆記用具

この3点があれば問題ありません。特にメモ帳は面接時に重要な話を聞き洩らさないためにも、面接時に好印象を残すためにも必要です。まずは3点を必ず抑えるようにしましょう。また履歴書は手書きのほうが、一生懸命さが伝わるため加点ポイントになります。

7 看護師の面接における3つの注意点

看護師の前準備に関しては1~4章を抑えておけば十分です。しかし、新卒の方や、転職初めての方の場合で不安が多いと思いますので、よく疑問となる項目をまとめておきました。

7-1 【注意点①】面接官は採用担当、看護師長、看護部長など様々

面接担当者が誰なのかと疑問に思う看護師が多くいます。正直場所によって様々で1名の時もあれば多いところで3名のところもあります。就業希望先によっても対応者は変わります。病院でしたら看護師長や人事担当者が多く、クリニックであれば院長や人事担当者になります。訪問看護ステーションでは管理者や、経営者が多く、施設では施設長や人事が担当することが多いです。ただ、相手が誰であれ面接内容は異なりません。しっかりまとめた内容を準備すれば問題ないので、面接担当者は気にしないことを強くオススメします。

7-2 【注意点②】新卒も既卒も面接内容は変わらない

面接に関しては、新卒も既卒も基本は変わりません。志望理由、看護師を目指した理由、逆質問の準備が必要なことに変わりはありません。ただ新卒の場合は初めての面接になるので、緊張感はかなり強いでしょう。是非学校での面接練習や、親御さんの協力を得て緊張感をもって話すことに慣れておくのが大事です。既卒の方ももしブランクがあれば練習しておくことが無難です。紹介会社を利用する場合は、紹介会社で練習することも可能ですので、頭の片隅に入れておいてください。

7-3 【注意点③】退職理由は未来志向で答える

転職の場合様々な退職理由があると思います。スキルアップの転職などはいいですが、パートナーとの同棲や、人間関係に不満があって辞める、1年未満でやめるなど少し言いにくい事情を持つこともあるでしょう。その際は「看護師が面接で退職理由を伝える際に「未来志向」で答えるべき理由」に記載がある通り、未来志向で答えるようにしましょう。決してネガティブな理由にするのではなく、前向きに、可能なら未来志向を取り入れて伝えるようにしてください。

8 まとめ

看護師の面接に関してまとめましたがいかがでしょうか?

最も重要なのが「志望理由」「看護師を目指した理由」「逆質問の準備」になります。これさえ準備すれば前準備としては万全になります。その上で面接前の服装や必要物品などをおさらいしておけば、目的に就業先に合格できること間違いなしです。実は多くの看護師が上記準備を行わずに、面接に臨んでいます。是非ライバルに差をつけて内定をGetしましょう。

 

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