看護師の副業総まとめ!副業やって良い?デメリットある?気になるところを徹底解説!

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看護師の副業総まとめ!副業やって良い?デメリットある?気になるところを徹底解説!

普段は看護師をしているけど、副業する人が増える中で、副業をしたい看護師の方もどんどん増えているのではないでしょうか。

でも、そもそも副業をしてもいいのか?ばれない工夫はどうすればいいか?副業に向いている看護師の特徴は?副業のメリットは?デメリットは?看護師の働き方にあった副業ってどんなものがあるの?など、いざ始めようとすると色々気になってきます。

そこで、看護師が副業を始めようと思った時に気になるポイントと解説を1つの記事にまとめました!この記事を読み終えたときに気になるポイントがスッと整理されていれば嬉しいという思いで書きました。

筆者は、副業を認める訪問看護ステーションで働いてもうすぐ3年です。副業は解禁の流れですし、是非前向きに検討して欲しいと思っています。副業をしている看護師の実際の話なども参考にて書いた副業に関する総まとめです!

1 そもそも看護師は副業をしていいのか?

看護師は副業をしてもいいのか?副業の定義・条件、法律的にはどうか?ばれない工夫はどうすればいいか?などを中心にここでは解説します。

1-1 民間の病院であれば正規に勤めている方が副業することに法的な問題はない

2018年(平成30年)に「副業・兼業の促進に関するガイドライン」が策定されたことで、働き方改革は新たなステージに移っています。その中で変更された「モデル就業規則」では、「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと。」という記載を削除して、第14章第68条に新たに「副業・兼業」を定めています。そこには、「労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。」としています。(参照:厚生労働省 モデル就業規則

法律ではなく、あくまで就業規則の雛形であるため、副業の導入は病院にゆだねられており、実態に即したものを導入することが原則です。したがって、就業規則が職場の現状に適したものでなければならないことを大前提としています。

就業規則に副業を禁止する項目があれば、規則違反とみなされて、処分を受ける可能性があります。法的な整備は労働基準法の範囲内であり、病院に副業させることを強制するものではないため、病院ごとの対応に任せられている部分が大きいのです。

1-2 公務員として勤務する看護師は副業が禁止されているが解禁の流れ

国公立、都立、保健所などの地方自治体が運営している医療施設に勤務している看護師は公務員となるため注意が必要です。

公務員は国家公務員であれ地方公務員であれ、それぞれ国家公務員法、地方公務員法に副業を禁止していると解釈できる条文があります。

国家公務員法103条
職員は、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下営利企業という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、又は自ら営利企業を営んではならない。(引用元:国家公務員法

地方公務員法38条
職員は、任命権者の許可を受けなければ、営利を目的とする私企業を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利を目的とする私企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。(引用元:地方公務員法)

しかしながら、2018年6月に内閣府にて閣議決定された「未来投資戦略2018」には、生産性を最大限に発揮できる働き方を実現するための具体的施策の1つとして、以下の施策が挙げられました。

国家公務員については、公益的活動等を行うための兼業に関し、円滑な制度運用を図るための環境整備を進める。(引用元:内閣府 未来投資戦略2018

この方針にともない、国家公務員の副業を解禁する議論は今後加速していくものと考えられます。

1-3 副業を第三者や病院に知られたくない?

副業をするにあたって、第三者や勤務先の病院にばれたくない方もいるでしょう。中には就業規則に反して副業をしたい方もいます。そうでなくても副業をしているというのが、勤務先の病院に対する背徳感をもたらすものでもあるためです。給料や条件に満足していないことが伝わるのに抵抗のある方もいるのです。

1-3-1 副業していることが病院にばれてしまう理由

勤務先の病院にばれてしまう一番の理由は、税務署から本業の病院へ、副業も含めた所得から計算された「住民税」の額が通知されることでばれてしまう可能性があります。他の職員と比べて住民税が多いというところからばれてしまうということです。

また、副業をしていることで、所得税が増えて税務署から調査が入ったり、周囲の人間の噂や副業の仕事先と病院の繋がりから判明してしまう可能性もあります。

何事も、完全に隠すことはできないので、ふとしたきっかけでばれるのが困る方は、許可を取るか就業規則に沿って副業をするのが適切でしょう。

1-3-2 副業がばれないための秘訣

もしできる限りばれないように副業をしたい方は、副業が知られる可能性をできるだけ減らすことです。

例えば、アルバイトなら表に立つホールやレジをせず、裏方にまわしてもらうなどします。知り合いに見られて副業が噂になってばれることもあるからです。

また、社会保障や税金から病院側に副業の可能性を知られてしまう可能性があるため、所得税は自分で納める形にして、病院に年末調整をお願いせず自分で確定申告すること、また、住民税は給与から控除する特別徴収ではなく、自分で収める普通徴収を選択することでばれてしまう可能性を極力低くすることができます。

1-3-3 年間20万円以下であれば所得税の納付が必要ない!結果、ほぼばれない!

副業での収入が年間20万円を超えない場合は、雑所得として、確定申告は不要という取り扱いになります。

もちろん、住民税の金額は変化しますが、20万円以下の小額を稼ぐ程度であれば、まずばれません。まれに、20万円以下だと住民税から企業に副業がばれてしまうと神経質に語るネット記事もありますが、まず気づかれないと考えて良いでしょう。

例えば、オークションで所持している大型家電を10万円で売ったとしましょう。その時の雑所得は10万円から経費を控除した金額です。仮に経費が0円だとして、雑所得が10万円だったとしましょう。この10万円に住民税率10%程度を乗じて、住民税は10,000円と計算できます。この10,000円を1年かけて毎月納付するわけですので、ひと月あたり住民税は833円です。このわずかな住民税の増減が「こいつは副業をしているな!」と気づかれるかというと、よほど1人1人に対して疑ってかからないと気づかれないレベルといえます。

つまり、アルバイトで毎日3~4時間働いて定期収入を得るというケースでもなければ、まず病院は副業であることを税金の額から気づかれることはほぼ無いということです。それは素人が見ても分からない範囲で、しかも税金のことを知っている人ほど、その増減が副業なのか判断できないでしょう。ただし、もし調査されて、副業が自分や第三者の口から病院側に漏れてしまってはさすがにばれてしまいます。

1-4 どこからが副業?副業の定義は曖昧である

厚生労働省は、「副業」だけで限定するのではなく、「副業・兼業」のように「どちらが本業でどちらが副業か?」という全体の定義を少し曖昧にして使用しているのが現状です。そのため、この職業や労働内容なら副業でこの業務は本業といったような分け方が存在しません。(参照:厚生労働省 副業・兼業の促進に関する ガイドライン,「副業・兼業の促進に関するガイドライン」Q&A

1-5 これって副業?本業と副業の境界線も曖昧である

副業と本業の境界線は非常に曖昧で、その人や病院側が本業と認識しているか、あるいは労働関連の闘争で裁判所が本業とみなすような仕事かどうかが一つの基準となります。

簡単な境界線を引くとすれば、例えば、自分も副業をしたいと考えた方がいるとしましょう。すると、いま従事する仕事が「本業」で、これから探すのが「副業」と認識するのが一般的かと思います。

2 副業に向いている看護師の特徴

副業に向いている看護師とはどのような人物でしょうか。

2-1 もっとお金を稼ぐ意欲の高い人

積極的に働いてお金を稼ぐ意欲のある方は副業に向いてます。それがないと、普段の仕事の忙しさだけで精一杯になり、副業を頑張ろうというモチベーションが薄れてしまいます。

2-2 若手よりも中堅・ベテラン看護師が向いている

若手や入ったばかりの看護師ではなく、中堅・ベテランの方が副業には向いているでしょう。なぜならば、看護師の仕事は激務であることが多く、給料が少ないからといって業務に慣れない状態で別の仕事や副業を始めてしまうのは自殺行為だからです。身体を壊してしまったり、看護師の業務がおろそかになっては意味がありません。

2-3 辛抱強くコツコツ積み重ねができる人

最後に、辛抱強い方が副業には向いています。

副業は、アルバイトの低時給や在宅ワークなどの低単価でも続けることで報酬につなげていきます。普段から、単発で高時給、けれども数は多くない副業をしていると、安定的に副収入を得られない事態に陥ってしまいます。そうならないためには、すぐに高額収入を副業で得たい人ではなく、ちょっとずつ副業で稼ぎたい方が向いているのです。

3 副業を始めるきっかけと2つのメリット

看護師が副業を始めるきっかけはどのようなこと多いのか、人にはお金が必要なさまざまな事情があります。そこで、こういうときは副業を始めるべきだと思うきっかけとメリットを紹介します。

3-1 給料だけではお金が足りない時

高給取りの看護師といえどもお金が足りないことを理由に副業を始めるケースが多いです。

特に都心や物価の高い地域で1人暮らし、あるいは家族と暮らしていくには給料では足りないことも少なくありません。実際、新卒で病院に入った場合の初任給は夜勤手当等の諸手当込みで28万6千円前後で、手取り額はおよそ20万円台前半ほどです。(参照:厚生労働省 平成30年賃金構造基本統計調査

都心の場合、1人暮らしの場合は家賃が7万円~10万円ほど、その上に食費や光熱費、保険料、税金、季節ごとに必要となる雑費などを計算していくと、1か月分の給料から手元に残るのはわずかな金額です。自転車操業的な家計のやりくりをしていたり、実質的に赤字を繰り返しているケースもあります。

また、給与の昇給額は病院によって違いますが、「平成30年賃金構造基本統計調査(厚生労働省)」を参考に算定すると、病院の昇給額は平均で4,000円程度です。昇給によって増えるのはわずかに数千円に満たないという現実です。

つまり、頑張って仕事を評価されて、収入を増やせても全体からすれば消費税などの税金の割合にすら届かないという実態があるのです。

毎月まとまったお金を懐に入れたい方は、昇給ではなく、副業により所得を増やす努力に力を入れるほうが有用であるといえるでしょう。

【副業のメリット】本業の給料とは別にお小遣いが得られる(収入が増える)

副業をする方の主眼は、本来の仕事以外で収入が得られることでしょう。どのような業種であるのか、仕事や業務内容に関わらず、収入を上乗せできるのが副業のメリットです。

3-2 看護師として仕事の幅の広がりやスキルアップを考えている時

病院での療養と在宅での療養、それぞれを経験したほうが看護師としての視野が広がり、仕事にも幅ができます。また、看護師資格を活かした副業であればスキルアップにもつながります。

お金の面だけでなく、看護師としてのキャリアアップに繋がると考えて副業を始めるということです。

例えば、病院での勤務しか経験が無い場合、病棟によっては患者さんから退院した後の在宅療養生活について質問される場合があります。そういった場合に、病棟での勤務経験しかないと答えられないことも多いですが、副業として訪問看護など在宅医療の領域でアルバイトをしていれば答えられることが増えます。

【副業のメリット】新しい仕事を見つけられるチャンスが生まれる

看護師にとって最初に入職した病院が全てではありません。副業によってこれまでに経験したことのない仕事を通じて新しい興味ややりがいに気づくこともあります。副業から次のキャリアアップや新しい仕事先を見つけることもあります。

他の仕事について雑誌やネット記事で情報を得るだけなのと、実際に仕事として経験するとでは、得られる情報量が大きくことなります。実際に働いてみると、その組織の雰囲気や人間関係を見ることができますし、実体験することで初めて実感できる体力面の厳しさややりがいに気づくことができるのです。

4 副業のデメリットとその対策

次に副業のデメリットを解説します。メリットだけではなくデメリットもあるので、その対策も含めしっかり確認して、副業するか判断しましょう。

4-1 【デメリット1】就業規則で禁止されているにも関わらず副業をしてバレてしまい処分される

副業は解禁され始めているとはいえ、いまだに病院では禁止されている傾向が強いのも確かです。正当な禁止事由として、本業に支障があるからという理由を挙げるところがほとんどです。確かに、本業と副業の両方をやって、本業に影響が出たら病院にとっては困りますので給料をもらって仕事をしている以上、本業の就業規則は守る必要があります。

仮にどうしてもお金に困ることがあり、就業規則に反して副業を行う場合、そればバレてしまい処分を受けることは覚悟しなければなりません。

病院で働くみんなが守ってこそ働きやすい職場になる、その1つが働き方を定めた就業規則です。病院が定めたルールを逸脱しているわけですから、そこは自己責任をしっかり負わなければなりません。

【対策】本業の職場には必ず確認を!

これからやろうとしていることが禁止されている副業にあたるものか、本業の職場に確認するようにしましょう。

例えば、株式投資のような投資活動は副業ではなく資産運用であるとみなされるケースが多いため、副業禁止の職場に勤めている方にもチャンスがあると考えられます。「副業禁止の職場でも本業以外の収入がほしい」という方は職場に確認した上で検討してみるとよいでしょう。

4-2 【デメリット2】確定申告が面倒

一定以上の収入を副業から得ると、確定申告が必要になります。

特に、病院の給料のみで、これまで病院が年末調整をしてくれているような人にとっては、確定申告が億劫に感じるところです。

本業がある中で副業をすることで、プライベートの時間が減少するなかで、確定申告手続を行わないといけないとなると、想像以上に負担を感じます。

【対策】確定申告を効率的に行うことができるよう、事前に情報収集しておく

確定申告に時間がかかるのは、確定申告に関する知識に乏しいことが大きな原因です。そのため、事前に税金の基礎知識をつけておきましょう。

また、現在ではPCやスマートフォンから確定申告できるサービスも登場していますので、積極的にそういったツールを活用しましょう。(参照:国税庁 いつでもどこでもスマホで申告 ~5つのステップで手続完結!~

なお、税金の基礎知識から確定申告手続及び注意すべきポイントなどをまとめたこちらの記事もご参照ください。【看護師として働きながら副業している人必見!確定申告の知識と手続を徹底解説

4-3 【デメリット3】副業を始めても稼げないものもある

副業のジャンルは、アルバイトのようにシフトさえ入れれば給料をもらえる雇用契約と業務委託や自主的に稼ぐ力に左右されるSOHOやオークションなどの方法があります。

後者の副業ジャンルの場合、稼げない人は月に1万円にさえ届かない人もいて、場合によっては経費などでマイナスが起こりえることもあります。その際たるものが物品転売やオークション、株・FXなどです。

収入を求めて副業を始めても、稼げなくてプライベートの時間が減少するだけ、稼げないどころか赤字となって貯金が減少してしまう、ということが起こりえますので、こういうデメリットがあることを知っておきましょう。

【対策】デモ取引や小さな金額から始めること

特に投資活動は損するリスクがあります。株式投資やFXは実際にお金を使用しないデモ取引というサービスを提供していることが多いです。このサービスを利用して、例えば1年間は訓練期間として練習することをおすすめします。

どうしても早く取引を始めたいという方は、最小単位からスタートし、金額を抑えて取引するようにしましょう。大きな金額を損して精神的に堪えてしまい本業に支障をきたしては元も子もありません。

5 看護師におすすめの副業と、稼げる額の紹介

ここでは、看護師におすすめの副業として、【看護師の資格を活かした副業】【不規則勤務の看護師にあった副業】という区分でおすすめできる仕事と、具体的な時給や単価、1ヶ月の収入がどれくらいなのか?仕事内容はどんなことをするのか?などを解説していきます。

【看護師の資格を活かした副業】

・介護施設のデイサービス
看護ではなく、ケアサービスですが、看護師の視点が重宝されることが多いのが特徴です。
時給:1,500円程度

・イベント・ナース
イベントなどで救護待機をするアルバイトです。
時給:1,200円程度

・ツアーナース
旅行の救護待機要因として働く副業です。拘束時間が長いことに注意です。
日給:13,000~15,000円程度

・検診ナース
採血などをするための人員として働くアルバイトです。
時給:1,500~2,000円程度

※以上、参照:忙しい看護師でも副業できる!楽しく稼げる仕事14選を紹介

・夜勤アルバイト
別の病院で夜勤をする仕事です。看護師の仕事で夜勤のないクリニックなどの時間的に余裕がある場合には候補に挙がってくる副業です。それ以外に本業の病院で夜勤をこなし、さらに別の病院で夜勤をこなすというパワフルな働き方でも問題ない方が向いています。
月給:10万円/週2日以上
(参照:管理人・椿がオススメする看護師のための副業ランキング(初心者編)

【不規則勤務の看護師にあった副業】

・治験バイト
医薬品の健康に影響はないかなどを調べるための仕事です。割は良いのですが、食事の制限を求められることもありますし、稀に副作用のリスクがあるので注意が必要です。
1回あたりの収入金額:13,500円程度
(参照:【最新版】看護師の副業おすすめ一覧 | ナースでも簡単にできたネット副業ランキング

・家事代行
家事や掃除を代行するサービスです。ドラマなどで家事サービスが主題に取り上げられたことで、副業として知名度が高まっています。
時給:1,500円~2,000円程度
(参照:【副業ランキング】6年で8000万円を稼いでわかった、おすすめ副業20選

・アンケートモニター
アンケートに答えたり、入力作業をすることで収入を得ることができます。
月給:数百円から数千円程度(1案件で1~50円程度)
(参照:副業おすすめランキング!サラリーマンや主婦・学生もスマホで在宅ワーク 【2019年版】

6 副業探しで重視すべきポイント

副業で大事なのは、収入と業務量の費用対効果、働き方の2点です。以下ではそれぞれについて解説していきます。

6-1 費用対効果が高いものを第一に選択すべき

特に看護師の場合、夜勤をやらないと収入が低くて忙しい人が多く、夜勤を入れるなどしてなんとか生計を立てているのが実情です。そこで第一に、副業探しでは収入効率を考えます。そのためには、単価や時給の高い報酬の仕事を探さねばなりません。

アルバイトは時間の融通が利かないものではなく、1日だけや単発に抑えるのも重要です。時給制の継続的な仕事はシフトを要求されるので、不規則な働き方で急な対応のある看護師には向いていません。

また、業務量に関してもたくさんの作業で少ない報酬を稼ぐような仕事は避けるべきです。中でも単価が極端に低い出来高制の仕事は報酬が安定しないので避けるべきです。その代表的な副業としては、FX・株、チャットレディ、ポイントサイトへの登録、アフィリエイト、ライター、物販などです。

FXのように短い時間で著しい成果を挙げる必要のある方法は、時間の拘束だけでなく、リスクも伴います。

チャットレディは成果にばらつきがあるため、収入にならない方も多いでしょう。

ポイントサイトは副業ではNGです。最終的には何か注文したり契約しないとまともな報酬に繋がらないからです。

アフィリエイトは余裕があればよいですが、収入が足りないなどで補いたい方、安定収入が必要な方には向きません。

ライターは看護師であれば専門の案件があるので高単価ですが、それでも数は少ないので時間の割りにそれほど稼げません。

物販はサイトで売る手続きをするだけでなく、実際に配送作業が必要になるほか、在庫管理や収支の計算、連絡、やり取りやサイト上の手続きなど煩雑な仕事が多く、売買の成果に結びつかないと報酬無しの可能性もあります。

なお、スキルアップを目的として副業する際には、副業から得られるものがお金ではなくスキルになります。副業で疲れてしまい、本業で得られるはずのスキルが得られなくなっては、本末転倒です。

このように、看護師の方が選ぶときに費用対効果を考えると手を出さない方がよい副業がたくさんあるのです。

6-2 その人に向いている働き方

副業は、仕事ごとに業務内容が決まっています。自分にあった働き方ができるかどうかが大事なポイントです。特にポイントとなるのは以下の部分です。

・体力面で無理が無いか
・今の仕事内容と近ければ近いほど負担が少ない

例えば、収入のために仕方なく働いている方や不規則な生活習慣の方、精神的に弱い面のある方(うつ病を患ったことがあるなど)は、看護師でよくある夜勤の副業はしないようにするのが得策です。

7 逆に看護師を副業にするという考え方

看護師は大変な仕事で、総合病院などで1日中看護をする仕事に従事していると、あまりの大変さに辞めてしまう方も多いです。特に人材が不足していると、看護師の負担が増えるので辞めてしまい、残った看護師がさらに負担が増える悪循環が生じます。

そこで、看護師として身体を削って仕事をするのではなく、通常の仕事に看護師の資格を活かした副業をするという考え方もあります。正規職や長時間労働はできないが、アルバイトや短期の副業で看護師の業務に関連したものをすることはできます。

第5章おすすめの副業で取り上げた看護師向けの案件には、現職であるかどうかはあまり関係していないため、普段は別の仕事をしながら、副業として看護師の夜勤やツアーナースをすることで収入を得られます。

8 まとめ

今回は看護師に知っておいてもらいたい副業について説明しました。これまでの内容で、看護師には副業に向いている人、不向きな人がいて、副業選びはポイントを押さえることが大切なことが分かってもらえたかと思います。

副業は働き方改革でこれからどんどん増えてきて、看護師の業種においても決して無視できないものとなります。そのため、いまのうちから副業について理解を進めておくことをおすすめします。

もしかしたら、看護師よりも向いている職業や働き先が見つかるかもしれませんよ。