看護師の多様な働き方と自分に合った働き方を見つける4つポイント

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看護師の多様な働き方と自分に合った働き方を見つける4つポイント

看護師ってニーズに合わせた色々な働き方が選択できるって知っていましたか?

他の一般職と比較して、看護師という専門職だからこそ、色んな活躍の場や職場があり、資格を持っている強みがあります。

でも、実際にそう言われても、なかなかイメージしにくいものですよね?

働き方って人それぞれ、その時々で求めているものは違いますし、答えはないものだと筆者は思っています。ただ、色んな情報を知ることで、ご自身の求めている働き方を見つける手段を持つことはできます。

ずばり、以下の4つのポイントを抑えるべきです。

  • 雇用の形  :正社員、派遣、パート等
  • 勤務パターン:日勤、交代制、夜勤等
  • 残業時間
  • 通勤時間

ニーズに合わせた看護師の働き方を紹介しつつ、ご自身に合った働き方を探すための4つのポイントを順に解説していきたいと思います。本稿を読めば、きっと看護師として自分らしい働き方を見つけられると思います。

1 ニーズに合わせた看護師の5つの働き方パターン

看護師の働き方と一言でいっても、正社員やパートなどの雇用の形や、交代制や時短勤務などの勤務のパターン等、組み合わせ次第でいくつもあるので、自分に合った働き方を見つけるのって大変ですよね。

ここでは、よくある働き方のニーズから、看護師の働き方をいくつか紹介します。
もちろん答えは一つではありませんが、参考にして頂けたらと思います。

1-1 看護師として医療現場でバリバリ働いて経験を積みたい方

看護師として医療現場でバリバリ働いて経験を積みたい。。例えば下記のようなケースの方。

  • 若手看護師でとにかく経験を積みたい方
  • 勉強を頑張って看護の専門スキルを上げたい
  • 収入もしっかり得たい方
  • 独身で時間がある方
  • 休みが不規則でも問題ない方

そんな方はぜひ急性期病院の病棟勤務で正社員として働くことをお勧めします。

急性期病院であれば、入院期間も短くて患者さんの回転も早いです。とにかく、たくさんの経験を積むという意味では適しています。忙しい一方、2交代制であれば、まとまった休みの時間を持つことができます。
また、夜勤手当もつくと同年代女性と比較して高収入を得ることもできるメリットもあります。

仕事は体力勝負である分、通勤時間を考えた選択をした方が良いかもしれません。病院によっては寮生活の方が貯蓄もできて良いかと思います。

1-2 好きなことをやる時間が欲しいが正社員と同じような収入は得たい

好きなことをやる時間が欲しいが正社員と同じような収入を得たい。。。例えば下記のようなケースの方。

  • 趣味の活動や看護師とは別の夢に情熱を注いでいる
  • 収入は減らしたくないがあまり仕事に時間を費やしたくない
  • 人間関係に悩まされたくない
  • 体調面で不安がない

そんな方には、正社員として病院の夜勤専従をお勧め!!

2交代制の病院の場合、夜勤は例えば下記のように勤務時間になります。

・夜勤16:30~9:00(休憩2~3時間含む16時間勤務)

二交代制だと大体月9~10回、週だと2~3回の勤務日数になります。それ以外が休日になるので、週4日も自由に使えます。
一回の勤務は大変ですが、その分出勤日数は少なく、仕事以外でまとまった時間を作れることができます。また、夜勤手当が出ますので収入面でもしっかりと稼ぐことができます。

夜勤専従の場合そもそも出勤日が少ないため、苦手な同僚と業務を共にするのは月1回だったり、共同で行う作業が少ないため、日勤帯よりも人間関係に悩まされにくいと言えます。

1点、昼夜逆転の生活になり体調を崩しやすいため、体調面で不安がある方は避けた方が良いでしょう。

1-3 日勤・週3勤務など自由に働きたいがそれなりに収入も得たい

日勤・週3勤務など自由に働きたいがそれなりに収入も得たい。。例えば下記のようなケースの方。

  • 「日勤のみ」「週3日」「土日祝休み」「残業なし」など希望に合わせて働きたい
  • 期間限定で働きたい
  • 人間関係に悩まされなくない
  • ビジネスライクな関係でいたい
  • 医療現場でなくても良い

上記のようなニーズをお持ちの方でしたら

訪問入浴・老人ホームなどで派遣社員として適度に働くことをお勧めします。

パート/アルバイトでなくて、なんで派遣?

そう思われる方もいるかと思いますが、その理由の一つに時給の違いにあります。

看護業界は慢性的な人手不足と言われており、エリアや勤務先にもよりますが、派遣で働く看護師の時給は非常に高く、月収ベースでみると、正職員と比較しても遜色ありません。
勤務地エリアにもよりますが、派遣の平均時給は1200円~2000円以上と、パート・アルバイトより数百円程度高い傾向にあります。

派遣であれば、自分の希望に合わせつつ働くことができます。

また、派遣の職場は、理由は2章で説明しますが、基本的には介護施設がメインとなります。医療現場でなくても良い、期間など割り切って働きたいなどの方にお勧めです。

1-4 子育てをしながらも専門職としてキャリアを築きながら働きたい方

子育てをしながらも専門職としてキャリアを築きながら働きたい。。例えば下記のようなケースの方。

  • 子育てをしながら仕事もしっかりやりたい方
  • 安定した収入や働き方をしたい
  • 夫の扶養に入ることを考えていない
  • 子育て後に同じ職場でキャリアも磨きたい

上記のようなニーズをお持ちの方でしたら、

病院での正社員として時短勤務をお勧めします。

フルタイムよりは給料が下がりますが、正社員としての恩恵も受けて安定して働くことができます。

パート/アルバイトや派遣という選択肢もありますが、特に扶養について気にされていなければ正社員として時短勤務の方が良いでしょう。また、専門職としてのキャリアを築いていきたい場合は、なるべく正社員で同様の業務を行った方が良いです。

1-5 子育てなど家庭に多く時間を割きつつ夫の扶養内で働きたい方

家庭に多く時間を割きつつ夫の扶養内で働きたい。。例えば、下記のようなケースの方。

  • 子育てなど家庭の時間を多く持ちたい
  • 収入は夫の扶養内にしたい
  • 隙間時間を使いながら仕事をしたい
  • 介護関係だけでなく病院なども選択肢に入れたい
  • キャリアアップは特に考えていない
  • 仕事で責任は持ちたくない

上記のようなニーズをお持ちの方でしたら、

パート/アルバイトでの働き方をお勧めします。

フルタイムの正社員就業と異なり、1日のうちで仕事に充てられる時間は扶養範囲を超えないよう調整されますので、お子様をお持ちのママでも時間を融通して無理なく働くことができます。

看護師は時給が高いため、短時間でもそれなりの収入になるかと思います。

単発のアルバイトであれば、訪問入浴や施設、デイサービスでの仕事が多い傾向です。医療的な部分で関わりたい希望があれば、病院やクリニックでのパートタイムを選択する方が良いかもしれません。

 

2 抑えておきたい看護師の基本的な4つの雇用の形

1章では、ニーズに合わせた働き方の組み合わせを紹介してきました。

病院や施設等からどんな形で雇用されるかが、働き方を考える上で非常に重要です。

雇用の形によって、給料、賞与や残業はどうなのか、勤務時間は選べるのかどうか等、あなたの希望する働き方が実現かどうかは異なってきます。

知らなかった。。もっと調べてから決めるべきだった。。

そんな後悔をしないためにも、これから紹介する内容は最低限抑えておいた方が良いでしょう。

看護師の雇用の形は下記の4つのパターンに分けられます。

  • 正社員
  • 契約社員
  • 派遣社員
  • パート/アルバイト

表1では、それらの特徴をまとめています。

表1 看護師の雇用の形の特徴
正社員契約社員派遣社員パート/アルバイト
雇用区分直接雇用直接雇用間接雇用直接雇用
勤務時間就業規則に決められた時間契約で定められた時間派遣先を選ぶことで自由に選べる自由に選べる
残業ある契約によるあり or なしを選べる
応じるかどうか自由
転勤・異動ある契約によるが基本なし派遣先を変えない限りはないない
賞与・諸手当ある契約によるない基本的にない
社会保険ある正社員と同じくある場合が多い条件を満たせばある条件を満たせばある
就業場所様々様々介護施設等が主様々
向いている方・安定した収入を得たい方
・キャリアアップを目指す方や管理職に就きたい方
・ひとつの職場に縛られない働き方をしたい方
・プライベートを重視したい方
・ご家族の転勤がある方
・プライベートを重視される方
・空いた時間に看護師の仕事をしたい方
・徐々に復職をお考えの方

*社会保険の項目の”条件を満たせばある”というのは、働き方に関わらず、社会保険自体が週20時間以上で加入することになっているためです。(参照URL:政府広報オンライン)

この章は、それぞれの雇用の形の特徴を知って頂いて、あなたが希望する働き方を見つけるヒントになれば良いと思っております。

2-1 正社員

正社員としての看護師はいわゆる常勤看護師のことを指し、働き方も一般的なためイメージはしやすいのではないでしょうか。
下記を望んでいる方に向いています。

  • 安定した収入を得たい
  • 安定して働き続けたい
  • 職場でキャリアアップをしたい

デメリットとしては、職場によっては残業であったり、夜勤があったりすることや、交代勤務だった場合は生活が不規則になりやすいなどがあります。

しかしながら、そのデメリットも職場によりけりで、固定休みや夜勤がない職場、また同じ職場でも勤務形態の考慮で改善できる点も考慮が必要です。

デメリット改善例

  • 病院で子育て中で正社員として夜勤なしの時短勤務で働く
  • 残業が少なく・交代制でないクリニックの外来で正社員として働く

2-2 契約社員

契約社員とは、病院やクリニック、その他施設などの雇用主と、直接契約を結ぶ雇用形態です。

正社員との大きな違いは、「詳細な契約書の存在」「雇用期間の限定」です。

下記のような方に向いています。

  • 自由に働きたい
  • 期間限定の勤務をしたい
  • 人間関係のトラブルをずっと抱えたくない
  • 一つの職場にずっと留まっていたくない
  • 昇給や昇進には興味がない
  • ダブルワークをしたい

契約社員には1週間の出勤日数を定める契約形態もあり、契約書で定められている以外であれば別の職場で働いても問題になることがありません。正社員が休日に別の仕事をすることは二重契約となって許されませんから好きな時間に好きなだけ働きたい、ひとつの職場に縛られたくないといった考えがあるならば契約社員であるとより働きやすくなります。

正社員ですとやはり夜勤や残業による負担が大きくなってしまいますが、契約社員ですと基本的に契約内容に基づいて、仕事が行われるので、残業をしない契約であれば契約上の勤務時間さえ終了すれば残業する必要もなく退勤ができます。

プライベートを重視したい方や、正社員のようにひとつの職場に縛られたくない方にはお勧め。

デメリットとしては、契約を更新されるという保証がないことや、やはり正社員と比較して給与は下がるといったことです。自由度が多い分、安定性が欠けるといったところでしょうか。

2-3 派遣社員

派遣とは、病院とは直接契約せず、派遣会社と契約を結び、派遣会社経由で看護師を必要している病院や施設などで仕事をする形を指します。

下記のような方に向いています。

  • 給料や仕事内容が正社員と同じがいい
  • 自分の希望する期間で働きたい
  • 面倒な職場の人間関係に巻き込まれたくない
  • 委員会・勉強会などは参加したくない
  • 残業はしなくない

メリットとしては、この際、労働条件の交渉は派遣会社が行ってくれるので、煩わしい交渉を自分で行う必要がないことや、パートと比較して時給が高めであることが挙げられます。

デメリットとしては、下記が挙げられます。

  • 入職時教育がほぼ無い
  • ローンの審査に通りにくくなる
  • 年齢・キャリアを積んでも給与額は比例して上がらない

また、病院やクリニックなどへの派遣は*代替業務・紹介予定派遣を除き禁止されているため、派遣として働ける職場は有料老人ホームや特別養護老人ホーム、デイサービスなどの介護施設が中心となり選択肢に限りがあります。

*紹介予定派遣…自分が将来働きたい病院などへ、正社員になるのを前提としての派遣
*代替業務…産前産後休業・育児休業・介護休業中などで不足する人手を補うための派遣

2-4 パート/アルバイト

パート/アルバイトは正に空いた時間に働きたい看護師に向いているかと思います。

下記のような方に向いています。

  • 隙間時間を使って働きたい
  • 本業とのダブルワークをしたい
  • 夫の扶養内で働きたい
  • 復職に向けて徐々に職場に慣れていきたい

派遣も同様にフレキシブルな働き方ができますが、派遣の場合との違いは、就業できる場所が主に介護施設であったりと就業場所の選択肢の違いが挙げられます。その点、パート/アルバイトの場合は、病院、介護施設問わず、就業場所の幅は広がると思います。

パート・アルバイトの看護師も、やはり他の職種に比べ高時給である場合が多く、限られた時間や日数でもある程度の収入を得ることができるでしょう。

週2日勤務、午前のみ勤務など、就業先との相談で柔軟な働き方が可能です。

家庭を中心に考え、仕事はそこそこで夫の扶養内に抑えたい方や、復職に向けて徐々に職場に慣れていきたい方などはこちらを選択した方が良いでしょう。

3 看護師の様々な勤務パターンを知っておこう

2章では看護師に関する4つの雇用の形について解説してきました。今度は看護師の勤務パターンによる働き方の違いについて解説します。

この勤務パターンというのは、どういった職場に就職するかで異なってくると思って頂いて良いです。

この章では下記の勤務パターンを挙げさせて頂きます。

  • 交代制
  • オンコール有無
  • 日勤のみ
  • 夜勤専従
  • 土日祝休み/シフト制
  • 時短勤務

それではそれぞれ紹介していきます!!

3-1 交代制 ~二交代制と三交代制~

病棟勤務の場合は、多くの場合、二交代制(日勤・夜勤)、もしくは三交代制(日勤・準夜勤・深夜勤)で勤務することになります。交代制のため、休みも基本的には不規則です。

メリットとしては、まとまった時間が作りやすく、平日に連休がある場合などは、混雑を避けて外出や旅行ができることが挙げられます。宿泊料も土日祝を避けると大分料金違いますしね!!

デメリットとしては、不規則な生活からの体への負担や、他の固定休の友人と時間を合わせにくいなどが挙げられます。

交代制自体は、病棟勤務では、全ての人がそうではないですが、多くの看護師が病院に勤めており、この勤務形態の方が多いのではないでしょうか。
交代制それぞれのメリット・デメリットについては、下記記事で詳細に紹介しているため参考にしてみてください!!

参考URL: 看護師が勤務体制で悩みがちな「二交代制」と「三交代制」の違い~チェックリスト付~

主な就業場所

病院の病棟勤務

3-2 オンコール

看護師の勤務体制の1つにオンコールというものがあります。これは、緊急時には職場に向かって業務につけるように、看護師を待機させておくというものです。

オンコールの勤務は業務についている看護師が減る夜間が一般的で、オンコール担当の看護師は職場から連絡が来たら出勤できるようにしておかなければなりません。

オンコール手当が出るので収入的にはプラスにはなりますが、当番時は夜間に緊急で呼ばれるかもしれないというプレッシャーもあり、人によってはそれも難しいこともあるかと思います。

主な就業場所

病院の手術室
・訪問看護
・介護施設  

3-3 日勤のみ

規則的な生活をしたい方は夜勤をやめて日勤のみの方が良いでしょう。

病院の病棟勤務の場合は、交代制での勤務が基本となるため、職場自体の変更を検討するのが一般的です。

基本的に「入院設備のない病院、クリニック」がそれに該当します。

夜勤手当がない分、給与は下がる傾向にありますが、体への負担は少なくなるでしょう。

主な就業場所

・クリニック
・デイサービス
・訪問看護ステーション
・保育園

3-4 夜勤専従

夜勤専従は病院の夜勤のみの働き方です。

雇用形態としては、正規雇用、非正規雇用ともにありますが、非正規雇用が求人としては多いようです。

二交代制だと1回あたりの拘束時間は16時間(うち休憩2~3時間)で大体月9~10回、週だと2~3回の勤務日数になります。それ以外が休日になるので、週4日も自由に使えます。

一回の勤務は大変ですが、その分出勤日数は少なく、仕事以外でまとまった時間を作れることができます。

まとまった時間を作りつつ、給与も夜勤手当の分、同等かそれ以上の求人が多いことより、お金を稼いで趣味に没頭したい人や、他の目標があり、そこに時間を費やしたい方にとっては良い選択肢ではないでしょうか。

デメリットとしては、体調面の管理が大変ということです。

主な就業場所

病院の病棟勤務
・介護施設

3-5 土日祝休/シフト制

土日祝のカレンダー通りの休みであるのか、シフト制での不規則な休みなのかは大きな違いがあります。。

就学児を持つ方であれば、学校の休みと同じような休みの方が良く、全くのシフト制である職場は難しいかと思います。基本的にシフト制であるのは、土日祝などでも現場の稼働が必要な就業場所だと考えてください。

ただ、シフト制の職場でもご家庭の事情で考慮頂けるケースが多いことは注意が必要です。

主な就業場所(シフト制)

・病院の病棟勤務
・介護施設 

主な就業場所(土日祝休)

・クリニック
・デイサービス
・保育園
・一般企業

3-6 時短勤務

労働時間は短いものの、正社員と同じ扱いになるのが時短勤務です。

時短勤務の労働時間は原則1日に6時間となります。幼い子どもを持ちつつ、家庭と仕事の両立を目指したい看護師にとっては、こちらの選択肢を取られることが多いのではないでしょうか。

デメリットとしては、何となく申し訳ない気持ちになってしまうこと。特に受け持ちなどの病棟業務では、日勤帯のスタッフに申し送りを行い、負担をかけてしまうことに後ろめたさを感じてしまう人も多いのではないでしょうか。そのため、職場復帰とともに、部署へ異動希望を出すケースもあり、選択肢の一つと考えた方が良さそうです。

主な就業場所

・特に決まりなし

4 残業をしたくない看護師に知って欲しいこと

看護師の働き方を考える上で、残業は避けては通れない問題です。

日本看護協会が2009年に発表した調査結果では、看護師全体の月平均残業時間が23.4時間、ひと月の時間外勤務が60時間を超える看護師は約2万人となっています。(参考:日本看護協会「協会ニュースNo.503 時間外勤務、夜勤・交代制勤務等緊急実態調査 結果概要」

看護師が残業する理由については、下記のことが挙げられます。

  • 患者の急変や退勤間近の緊急入院
  • 人員不足
  • 終了間際の受診
  • 時間外に行われる勉強会
  • 看護記録などの事務処理

そもそも仕事量の多さや、病院という性質上、突発的なことが起きやすいということが理由として多いと思われます。

ここでは、どんな職場が残業が多いのか、残業が多い働き方を変えたい方へのアドバイスを紹介していきます。

4-1 残業の多いのは緊急入院や急変など突発的な対応が多い職場

緊急入院や患者の急変など突発的な対応を求められる科は、残業が多い傾向になります。

脳神経外科・循環器内科・急性期病棟などが該当します。突発的な入院などがあった場合、入院時のケアだけでなく、プラスそこから看護計画などの記録作業がありますので、かなりの残業になってしまいます。

逆に、病棟でも回復期リハビリテーション病院や療養型病院などは、計画入院ですのでほとんど残業はありません。また、クリニックや施設、訪問看護ステーションなども少ない傾向にあるでしょう。

4-2 残業が多い働き方を変えたい場合は転職も視野に

残業が多い働き方を変えたい場合は転職も視野に入れた方が良いです。

4-1で残業が多い傾向の職場を紹介しましたが、残業が多い傾向の科であっても、職員への労務環境に取り組む姿勢で大きく違います。逆に少ない傾向の業種であっても残業時間が多いことはあり得ます。

患者さんのためだから残業するのは当たり前!!

私達の若い頃は、こんなの普通だったから!!

そんな固定観念が根強い職場は希望が持てません。

日本看護協会が行った調査では、労働時間管理の問題の原因は「長年の慣例・習慣」(35.7%)がトップだったようです。(参考URL:日本看護協会 看護職員の働き方改革の推進)

4-1の残業の多い傾向の職場は抑えつつ、その職場自体の労務環境への姿勢もしっかり確認していき、必要によっては転職も考えた方が良いでしょう。

5 勤務地までの通勤時間でも働き方は全く違う

働き方は雇用の形や勤務パターンだけでなく勤務地までの通勤時間によっても大分違います。

例えば、通勤に1時間の人と20分の人では、往復で考えると1日に1時間20分も使える時間が違ってきます。
1ヶ月に22日間通勤すると単純に約30時間もの使える時間の差が生まれます。子育て世代であれば、保育園へのお見送りとお迎えの時間や自宅での家事など、とにかく時間が足りないため、通勤時間は特に重要でしょう。

このように、働き方を考える上では雇用の形や勤務パターンだけでなく通勤時間も非常に重要です。

看護師の通勤時間については、下記記事も非常に参考になります!

URL: 長い通勤で不幸に!?看護師が通勤時間を20分以内にすべき5つの理由

6 働き方を変える際は長期視点も大事

働き方を変える際は、長期視点を持つことも大事です。

例えば、子育て中はどうしてもプライベートの時間を重視せざるを得ないため、転職をしたりするケースもあるかと思います。ですが、いざ子供が大きくなって、やっぱり病院で看護師としてキャリア積みたい!!なんて思うかもしれません。その場合は、もしかしたら、同じ病院で異動であったり勤務形態の調整だけした方が現場に戻りやすいことだってあります。

転職だけでなく、住む場所や職場での勤務形態の変更などでも働き方は大いに変わります。

そういった視点を持って、取り組まれるのが良いのではないでしょうか。

7 まとめ

看護師の働き方についてまとめてきました。雇用の形や勤務パターン、残業が多い職場かどうか、通勤時間など、働き方には様々なパターンがあるかと思います。それぞれの特徴を把握して、ぜひご自身に合った、看護師としての働き方を見つけて頂けたらと思います。

訪問看護をやってみたい。やりたい看護がある。そう思う人こそリカバリーに来てほしい。

「自分の大切な人を看るように、利用者様やご家族と関わる」

訪問看護ステーション リカバリーは、創業からこの思いを持ち、
利用者様やご家族にとって「もうひとりの温かい家族」のような存在として、
在宅での療養生活をお手伝いさせていただいています。

「あなたが来てくれると安心する」
「おうちで過ごせてよかった」

1人でも多くの利用者様の「家に帰りたい」という思いを叶えるため、
「もうひとりの温かい家族」という思いに共感してくれる看護師の方、
わたしたちと一緒に働きませんか?