看護師は副業やって良い?稼ぐために知ってほしいおすすめの副業12選

看護師 副業 おすすめ 夜勤あり看護師 副業 おすすめ 夜勤あり

看護師は副業やって良い?稼ぐために知ってほしいおすすめの副業12選

世間では副業する人が増え、副業をしたい看護師の方もどんどん増えているのではないでしょうか。

・看護師は副業をしてもいいのか?
・副業選びのポイントは?
・看護師の働き方にあった副業ってどんなものがあるの?

など、いざ始めようとすると色々気になってきます。

そこで、看護師が副業を始めようと思った時に気になるポイントの解説と勤務形態別おすすめの副業を1つの記事にまとめました!

筆者は、副業を認める訪問看護ステーションで働いてもうすぐ3年です。副業は解禁の流れですし、是非前向きに検討して欲しいと思っています。副業をしている看護師の実際の話なども参考にして書いた副業に関する総まとめです!

目次

1 そもそも看護師は副業をしていいのか?

看護師は副業をしてもいいのか?民間の病院か、公立の病院か(国公立、都立、市立、保健所等)で大きく異なります。副業の可否は大まかに以下の通りです。

・民間が運営する病院:副業OKの場合とNGの場合がある。
・国が運営する病院:副業NG

民間の病院について副業OKかNGかは、それぞれの就業規則に副業OKの旨が規定されているかどうかによります。

以上について詳細に見ていきましょう。

1-1 民間の病院であれば病院が副業の可否を決定する

病院ごとに作成される就業規則に、副業を禁止する項目があるか否か、これが副業OKかNGの判断基準になります。

副業禁止の規定あれば、副業はNGです。もし副業をしてしまうと、規則違反とみなされて、懲罰の対象となります。

就業規則を確認し、副業に関しての規定が見当たらない場合は、庶務課等に確認しましょう。この時、規定されていないなければ、交渉の余地がありますので、口頭で副業NGと言われても、副業の必要性や副業をすることで毎日の本業にもプラスになることを伝えて、副業の可否について検討してもらえるよう交渉しましょう。

2018年に「副業・兼業の促進に関するガイドライン」が策定されたことで、働き方改革は新たなステージに移っています。

その中で変更された「モデル就業規則」では、「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと。」という記載を削除して、第14章第68条に新たに「副業・兼業」を定めています。そこには、「労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。」としています。(参照:厚生労働省 モデル就業規則

こういった社会の流れもありますので、交渉可能な場合は、副業するためにも交渉していきましょう。

1-2 公務員として勤務する看護師は副業が禁止されている

国公立、都立、市立、保健所などの地方自治体が運営している医療施設に勤務している看護師は公務員となるため注意が必要です。

現状は、公務員として勤務する看護師は副業NGと考えましょう。

公務員は国家公務員であれ地方公務員であれ、それぞれ国家公務員法、地方公務員法に副業を禁止していると解釈できる条文があります。

国家公務員法103条

職員は、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下営利企業という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、又は自ら営利企業を営んではならない。(引用元:国家公務員法

地方公務員法38条

職員は、任命権者の許可を受けなければ、営利を目的とする私企業を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利を目的とする私企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。(引用元:地方公務員法)

しかしながら、2018年6月に内閣府にて閣議決定された「未来投資戦略2018」には、生産性を最大限に発揮できる働き方を実現するための具体的施策の1つとして、以下の施策が挙げられました。

国家公務員については、公益的活動等を行うための兼業に関し、円滑な制度運用を図るための環境整備を進める。(引用元:内閣府 未来投資戦略2018

この方針にともない、国家公務員の副業を解禁する議論は今後加速していくものと考えられます。

1-3 どこからが副業?本業と副業の境界線は曖昧である

副業と本業の境界線は非常に曖昧で、その人や病院側が本業と認識しているか、あるいは労働関連の闘争で裁判所が本業とみなすような仕事かどうかが一つの基準となります。

簡単な境界線を引くとすれば、例えば、自分も副業をしたいと考えた方がいるとしましょう。すると、いま従事する仕事が「本業」で、これから探すのが「副業」と認識するのが一般的かと思います。

厚生労働省も「どちらが本業でどちらが副業か?」という全体の定義を少し曖昧にして使用しているのが現状です。そのため、この職業や労働内容なら副業で、この業務は本業といったような分け方が存在しません。(参照:厚生労働省 副業・兼業の促進に関する ガイドライン,「副業・兼業の促進に関するガイドライン」Q&A

1-4 副業をするために病院と交渉するのもあり

就業規則に副業禁止の条文が無いなど、ルールが曖昧な病院もあります。

看護師も副業解禁の流れにありますので、副業を検討する際には庶務課などに問い合わせ、病院と交渉をしましょう。

病院側が前向きに検討してくれれば、病院の了承のもと、処罰など気にせず副業することができます。

2 看護師が副業で稼ぐために重視すべき3つのこと

看護師にとって副業で大事なことは、

・収入と業務量の費用対効果
・働き方

です。以下ではそれぞれについて解説していきます。

2-1 看護師資格を活かした費用対効果の高い副業を第一に選択すべき

副業を始める際は、看護師の資格を活かせる副業を探すことから始めましょう。

看護師以外ができない仕事であれば、おのずと希少価値が高まり、収入アップに繋がる可能性があるからです。

特に看護師の場合、夜勤をやらないと収入が低くなる人が多く、夜勤を入れるなどしてなんとか生計を立てているのが実情です。

そこで第一に、副業探しでは収入効率を考えます。そのためには、看護師資格を活かせる仕事を探さなければなりません。

2-2 看護師の働き方にあった副業を探すべき

副業は、自分にあった働き方ができるかどうかが大事なポイントです。特にポイントとなるのは以下の部分です。

・体力面で無理が無いか
・今の仕事内容と近ければ近いほど負担が少ない

例えば、収入のために仕方なく働いている方や夜不規則な生活習慣の方、精神的に弱い面がある方(うつ病を患ったことがあるなど)は、夜勤の副業はしないようにするのが得策です。

アルバイトは時間の融通が利かないものではなく、1日だけや単発の仕事に抑えるのも重要です。時給制の継続的な仕事はシフトを要求されるので、不規則な働き方で急な対応のある看護師には向いていません。

2-3 収入を重視しスキルアップ目的の副業はしない

スキルアップ目的の副業は以下の理由からおすすめしません。

・副業だと時間が限られるので、スキルアップに限界がある
・本業と副業のいずれのスキルも中途半端になってしまう可能性がある
・スキルアップ目的だと稼げず、副業が嫌になってしまう

看護師はもともと専門性の高い職業です。本業でもスキルアップを続けなければなりません。週1日~2日程度だとスキルアップにも限界があるため、スキルアップを目的とするのであれば、副業ではなく本業の転職を考えましょう。

また、スキルアップを目的として副業する際には、副業から得られるものがお金ではなくスキルになります。

稼ぐお金が少ないと、副業で疲労感を感じやすく、結局副業で得られるはずのスキルが得られないどころか、本業への悪影響により、本業で得られるはずのスキルすら得られなくなることもあり、本末転倒です。

3 日勤のみなど規則正しく勤務する看護師におすすめの副業4選

ここでは、看護師におすすめの副業として、【看護師の資格を活かした副業】【シフト制の看護師にあった副業】という軸でおすすめできる副業として以下の4つを紹介します。

日勤のみの看護師におすすめの副業4選

・夜勤専従看護師
・健診(検診)
・イベント
・ツアー看護師
・訪問看護師

具体的な時給や単価、1ヶ月の収入がどれくらいなのか?仕事内容はどんなことをするのか?などを解説していきます。

3-1 看護師になって良かったと思えるくらい稼げる夜勤専従看護師

日勤のみで働く看護師に1番のおすすめは「夜勤専従看護師」です。週に2日休みの内、1日アルバイトして、もう1日は休むという働き方でも月140,000円も稼げるからです。

なお、夜勤のみで働く夜勤専従看護師は、出勤回数が月に9~10回と少ないわりに月収40万円前後と比較的高収入であることが知られています。

アルバイトでも同様で、交代勤務で働く看護師の夜勤手当よりも1回あたりの夜勤で得られる収入が高いケースが多く見られます。

日本看護協会が行った2017年病院看護実態調査交代勤務で働く看護師の夜勤手当の平均額は次のようになっています。
平均夜勤手当 推移
夜勤専従看護師のアルバイトでは、東京都の場合、夜勤1回あたり35,000円以上とかなり高単価となっています。週1回から勤務できる職場もあるため、本業が土日休みの場合は土曜日に夜勤専従看護師のアルバイトをして日曜日には休むといった働き方もできます。

1回当たり35,000円だった場合、月4回×35,000円=140,000円です!

月4回で140,000円を稼げる副業は他にはなかなかないので、とにかくおすすめです。

一方で、本業とは勤務時間帯が異なるため、体調を崩しやすくなるというデメリットもあります。稼ぎたいからといって無理をしては本業に支障が出る恐れもありますので、自分の体力と相談しながら上手に体調を管理しましょう。

3-2 健診(検診)看護師のアルバイト

健診看護師のアルバイトの時給は1,600~2,000円が相場となっています。単発や短期でも仕事が見つかりやすく、看護師であればすぐに始めやすいアルバイトです。

仕事内容は、健診センターや各企業、学校などで行われる健診(検診)のサポートを行います。

血圧測定や尿検査、心電図といった検査以外にも、乳がん検診や胃がん検診といった特定の病気の発見を目的とした検査にも携わるため、将来的に健診看護師を目指したいという方やさまざまな検査について深く知りたいという方におすすめです。(参照:an 看護師バイト・パートの健診/検診ってどんな仕事?基本情報をおさらい

健診看護師のアルバイトは、血圧測定や尿検査、採血など、検査項目の多くは病院や診療所でも日常的に行われる業務であるため、看護師として働いている方であれば、慣れるまでにそれほど時間はかからないでしょう。

また、検査項目のなかに苦手な業務内容があったとしても、健診看護師は多くの場合、担当が決まった分業制となっています。職場によっては得意な担当を選んで入れることもあるので、勤務先に事前に確認してみましょう。

さらに、病棟勤務と比べると、健診を受ける方の容体が急変することが少ないため、精神的な負担も比較的小さく、本業にも影響を与えにくいでしょう。

本業との差が少ないため、これまで副業の経験が無い看護師で少し不安を感じている方には、まずは健診(検診)のアルバイトがおすすめです。

3-3 イベント看護師やツアー看護師のアルバイト

イベント看護師やツアー看護師の時給はおおむね1,800~2,100円であり、日給は16,000円ほどになることもあります。

イベント看護師とは、スポーツの大会やコンサート会場などといったイベントが行われる現場の救護室で急病の患者さんやケガをした方のケアをする看護師です。

また、ツアー看護師は修学旅行やツアー旅行などに同行し、旅行者の方の健康をサポートする看護師です。(参照:ツアー/イベントで働く看護師の仕事内容)

状況によっては医療機関への引き継ぎを行うこともありますが、急を要する病気の患者さんは少ないため、安心して勤務にあたることができる仕事といえるでしょう。

また、単発や短期でも働きやすいので、都合のよい日や時間帯に勤務することも可能です。

ツアー看護師の場合は看護師として旅行者の方を見守りつつ観光地を楽しむことができます。

本業で普段関わっている患者さんに年齢層や性別に偏りがあるという方には、幅広い世代への看護を体験できるという点でも、イベント看護師やツアー看護師はおすすめのアルバイトです。

また、イベント会場ではどのようなケガや病気が起こりやすいのか知ることができるため、救急外来を考えている方にも役立つ経験となるのではないでしょうか。

ただし、これらの仕事は人気が高いため、タイミングよく求人を見つけることができない可能性があります。求人を見逃さないためにも、イベント看護師やツアー看護師のアルバイトを考えている方は看護師専門の求人サイトなどに登録し、日々情報を確認すると良いでしょう。

3-4 訪問看護師のアルバイト

訪問看護師のアルバイトは時給1,500~2,000円での求人が多く見られますが、なかには時給2,000円以上のものもあります。

短時間でも高単価なアルバイトであり、今後需要が高まることが予想される訪問看護を経験できる仕事ですので、将来的に訪問看護師を考えている方はもちろん、看護師としてのキャリア形成に悩んでいる方にとっても良い経験になるでしょう。

訪問看護師とは、利用者が生活している場所に訪問し、自宅で療養生活を送っている方に必要な看護ケアを行う看護師です。

訪問看護師のアルバイトでは、医師やケアマネージャー、地域の保健師といった別の職種の方と働く機会があります。

多くの職種の方とコミュニケーションをとらなければならないため、対人関係があまり得意ではないという方にとっては気疲れしやすい仕事になるかもしれません。

ただし、それぞれの職種の方から介護や福祉に関するさまざまな話を聞くことができ、これらの知識を深めることができるという点はメリットといえるでしょう。

また、利用者の方の自宅という普段とは異なる勤務状況に最初はとまどってしまう方も多いでしょう。多くの場合、訪問看護師は訪問看護ステーションに所属しますので、先輩の看護師の方に相談したりアドバイスをもらったりすることもできます。

最初は慣れるまで先輩看護師が同行してくれる訪問看護ステーションを探しましょう。同行訪問の有無は面接の際に必ず確認するようにしましょう。

より詳細に訪問看護の仕事内容を知らいたい場合はコチラ【実際働いた私が訪問看護の仕事内容を病院と比較しながら徹底解説!

4 夜勤もある不規則勤務の看護師におすすめの副業4選

夜勤もある看護師が副業で効率よく稼ぐためには、以下のポイントを意識して仕事を探しましょう。

・曜日や時間に関係なく柔軟に働ける
・平日にもニーズがある
・時間単価が高い仕事

夜勤もある看護師は日勤の看護師よりも副業にあてることができる時間はどうしても少なくなりがちです。

そこで、上記ポイントを抑えた、夜勤もある看護師におすすめの副業について以下の4つを紹介します。

夜勤もある看護師におすすめの副業4選

・覆面調査
・クラウドソーシング
・ストアカで講座
・家事代行

4-1 覆面調査に登録して病院や診療所などを評価

覆面調査のアルバイトでは1件につき1,000~5,000円ほど稼ぐことができます。

「自分が勤務する職場以外の病院や診療所などについて知りたい」という方や「基本は在宅で、1回あたり2~3時間程度の自宅外での勤務が可能」という方には、病院や診療所などの覆面調査(ミステリーショッパー)がおすすめです。(参考:日経メディカル 榊原陽子のクリニック覆面調査ルポ

施設やサービスの利用者としての目線と看護師としての考え方といった、2つの視点から評価できるという特徴を活かして働くことができるでしょう。

自分が勤務する職場以外の病院や診療所の様子を見ることができるので、業務効率化や患者さんに対するサービスなど、本業にも活かせるアイデアを得られるという点も魅力的です。

病院や診療所などの覆面調査では、報告書を自宅で作成することができます。しかし、実際に施設に足を運んで患者さんと同様に診察を受けたりサービス内容を確認したりする必要があるため、2~3時間程度は自宅外での仕事が発生します。

調査が実施されるのは平日の日中であることも多く、1回で済むことも少なくありません。本業のシフトに合った依頼を選べば無理なく働くことができるでしょう。

注意点としては、覆面調査をする病院に知り合いの看護師が働いているというケースです。覆面調査は調査をしていると気付かれないことも重要なポイントですので、「知り合いの看護師に会うのはちょっと…」という方は、該当する施設を避けたり自分が勤務しているエリア以外の地域での仕事を選んだりするなどといった工夫が必要です。

4-2 クラウドソーシングで看護師資格を活かせる仕事を受注する

クラウドソーシングとは、企業や個人が不特定多数の方にインターネットを介して仕事を外注することができるシステムのことを指しています。

「お金をかけずに完全在宅の仕事を始めたい」という方は、「クラウドワークス」「ランサーズ」といったクラウドソーシングのマッチングサイトに登録して仕事を探すことを検討してみましょう。(参照:クラウドワークス サービス紹介,ランサーズ

クラウドソーシングでは、看護師の仕事や資格・スキルに関するWeb記事のライティングや監修の仕事など豊富な種類の仕事が取り扱われています。報酬額に応じた仲介手数料を支払わなければならないサイトがほとんどですが、看護師資格を活かせる案件であれば、1文字2円といった高単価の仕事もあります。

単価が高いものを効率よくこなせば1ヶ月に50,000円以上を稼ぐことも可能です。

最初はクラウドソーシングにおける実績がないために、高単価の仕事を受注できないかもしれません。興味のある仕事に挑戦して実績を地道に積んでいくことが大切です。

また、看護師としての知識や経験を活かした仕事をするために、プロフィールに「看護師資格所持」「文章執筆が得意」といった自分のアピールポイントを記載しておくとよいでしょう。

「医療関係者限定」「看護師資格所持者限定」といった専門的な案件は比較的高収入に繋がりやすいので、積極的に応募することをおすすめします。

4-3 看護師としての経験を活かして講座を開く

看護師の資格や経験を活かして「ストアカ」などの「教えたい人」と「学びたい人」を結びつけるマッチングサービスを利用して講座を開くのもおすすめです。

特にすでにブログはSNSで定期的に発信してフォロワーがいる方にはマッチします。

ストアカを利用して講座を開くと「自分が決めた1人あたりの受講費×受講者数」の収入を得ることができます。つまり1人あたり3,000円と設定した講義に10人の受講者がいれば30,000円の売上になるというわけです。SNSやブログなどで告知して受講者数を増やし、1回の講座で効率よく稼ぎましょう。

ストアカを利用した場合、売り上げの10%~20%ほどを手数料としてストアカに納めなければなりませんが、先ほどのケースでは24,000円~27,000円ほどの収入になるのでかなり効率よく稼げるといえるでしょう。

また、ストアカは受講費用の決済を代行してくれたり、複数の講座を管理してくれたりとサポートも充実しているのも嬉しいポイントです。

ストアカの場合、基本的には受講者と実際に会って教えるという形式を採用していますが、オンライン講座の開催も可能です。(参照:ストアカ 始めてのオンライン講座マニュアル

助産師や保健師といった資格もあわせ持っている方や認定看護師の方、1つの診療科目に精通している方などは自分が得意な分野に関する知識やスキルを教えるといった講座を開くことができるでしょう。

本業で培ったスキルを教える講座であれば、本業により身が入り、副業で収入がアップするという好循環となります。

4-4 シフトが柔軟な家事代行もおすすめ

看護師資格からは離れますが、柔軟なシフトが可能という側面から、家事代行もおすすめです。

料理や掃除など、家事をするのが得意な方や好きな方は「CaSy(カジー)」や「タスカジ」といった大手の家事代行サービスであれば、マニュアルや研修もあるので安心ですし、週1回2時間程度から働くことも可能です。(参照:CaSy 仕事内容,タスカジ

実際に利用者の自宅に足を運ばなければならないというデメリットはあるものの、「今週は忙しいから1回の勤務だけ、来週は時間をとれそうだから週3回は働こう」といったように勤務回数も柔軟に変えることができるというメリットもあります。

また、家事代行サービスは平日の日中にも需要があります。夜勤もある看護師はこれらの時間帯に働けます。

時給も他のアルバイトと比べると高い傾向にあり、大手の家事代行サービスであれば初心者でも時給1,200~2,100円ほどの収入が見込めます。利用者の方からの指名があれば時給も上がるというケースもあるので頑張りがいがありますね。

また「看護師としての経験から健康的な食事を作れる」といった強みがある方も重用されるでしょう。家事に自信がある方や料理や掃除などをしているとストレス解消になるという方は一度経験してみてはいかがでしょうか。(参考:ANYLIFE 佐々木俊尚が迫る!看護師 × 家事代行の新しい働き方とは?

5 副業禁止の職場で収入を増やすためのおすすめ投資4選

『うちの病院は副業が禁止されているから…』と諦めていませんか?

副業が禁止されていても収入を増やす方法はあります。その1つが投資です。投資は資産運用としてみなされることが多く、副業にはあたらないと考えられることが多いからです。

看護師は2年目になると年収が平均で見ても400万円を超えてきます。

他方、国税庁の調べでは、女性全体の平均年収は平成28年が280万円、平成29年が287万円となっており、100万円以上高いといえます。(参照:国税庁 平成29年分民間給与実態統計調査結果について)

このように看護師は20歳前半の時点で、一般女性の平均年収を大きく上回っていることが多い職業です。そのため、生活費や貯蓄分を差し引いても余る余裕資金を投資に回し、お金を増やしていくということが可能なのです。

ここでは看護師におすすめの投資を4つご紹介します。本業で頑張って稼いだお金を運用することで手間をかけずに効率よく稼ぎましょう!

副業禁止の看護師におすすめの投資4選

・ロボアドバイザー
・株式投資
・投資信託
・不動産投資

もちろん投資は自己責任ですので、お金が減ってしまうリスクは大いにあります。

投資のリターンばかりに目をやるのではなく、損失を被ることもあるということを常に頭に入れて置きましょう。損失は誰も補償してくれません。

大切なことは、どれくらいを運用資産に回せて、どれくらいまでなら損をしてもよいのかという許容範囲を決め、損失はその範囲内に収まるようコントロールすることです。

5-1 夜勤も忙しくとにかく時間をかけずに稼ぎたい人にはロボアドバイザーを利用した投資

ロボアドバイザーとは、投資家に代わってAIが自動で資産運用するサービスです。AIが銘柄を選定するという点に不安を感じる方もいるかもしれませんが、手間をかけずに少額から投資することができますし、投資信託よりも運用コストが抑えられるというメリットもあります。(参照:始める前に知っておきたいロボアドバイザーのメリット・デメリット

手軽に投資を始めたいという方は、ロボアドバイザーから始めてみるのもよいでしょう。

株式投資は取引口座を開けば個人で自由に銘柄を選ぶこともできます。株式投資に慣れてくればこのような方法をとるのも良いですが、初めて株式投資に取り組む場合は投資信託や投資のロボアドバイザーを利用することをおすすめします。

5-2 患者さんと話が弾むこともある株式投資

「投資」と聞くと「株」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

株式投資で得られる利益には「売却益」「株主優待」「配当金」の3種類があります。売却益とは買ったときよりも売った時の株価が高かった場合に得られるその差額の利益を指しており、比較的短期で売買することが多いという特徴があります。

株主優待とは株主優待制度のある企業の株主になった場合に得られる特典のことです。株主優待の内容は企業によって異なり、その企業の商品を受け取ることもあればその企業の商品を買える商品券などもあります。

配当金は会社の利益の一部を株主に分配するシステムです。株主優待と配当金は受け取る保有期間の条件を満たした上で権利が確定する日に株を持っていれば手に入れることができます。長期的な運用を行いたい方には嬉しいポイントですね。(参照:みんなの株式 はじめての株式投資~正しい知識を身につければ簡単・安心~

株式投資は一般的に広く普及している投資活動であり、患者さんの中にも株式投資を行っている方もいます。時には患者さんと投資の話に花が咲くこともあり、患者さんとのコミュニケーションに役立つこともあります。

5-3 株式投資に慣れてきたら投資信託

投資信託とは、各投資家から集めたお金をひとまとめにして投資の専門家が株式や債券などに投資をするという商品を指しています。

投資信託は少額から始められる上に、分散して投資をすることができるというメリットがあります。また専門家が運用するということは初心者にとって心強く感じるポイントでしょう。(参照:投資信託協会 そもそも投資信託とは?

ただし投資信託では購入時の手数料や運用の管理費用といったお金を投資信託会社に支払う必要があります。個人で株式投資をするよりも運用コストがかかるという点に注意しましょう。(参照:投資信託協会 投資信託のコスト

5-4 年収が高くローンが組みやすい看護師だから不動産投資

不動産投資とはマンションなどの不動産を購入して利用したい人に貸して家賃を受け取るといったように、不動産を運用して利益を得る方法です。

不動産投資には高額な資金が必要というイメージをもっている方も多いかもしれませんが、マイホームを購入する場合のようにローンを組むことも可能です。そのため実はそれほど資金がなくても始めることができます。

不動産投資のメリットは人気のある物件であれば長く安定した収入を得られるという点にあります。一度購入すれば不労所得が数年単位で入ってくるので、本業で忙しい看護師にぴったりの投資といえるでしょう。

また、一般的にローンを組んで不動産を購入した場合は団体信用生命保険に加入します。万が一ローンの名義人が亡くなったり高度障害状態になったりすると、その後のローンを支払わなくてもよくなります。このように、不動産投資は生命保険の代わりとしても活用できると考えられます。

ただし自分が所有する不動産が常に貸し出されている状態になっているとは限りません。空室の期間があったり入居者が家賃を滞納したりすれば家賃収入を得られないので注意が必要です。リスクを最小限にするためにも、不動産投資を始める前には不動産投資を考える方向けのセミナーなどに参加し、知識や情報を身に付けておきましょう。(参照:5分でわかる不動産投資とは?メリット・デメリットとリスク回避方法

また、自分が住める不動産を購入すれば、入居者がいない場合でも自分が済むことで実利を得ることができます。投資ではなくなってしまいますが…

6 看護師が副業に取り組むうえで4つの注意点とその対策法

看護師におすすめの副業をご紹介してきましたが、実際に副業を行う際にはどのような点に注意するとよいのでしょうか。以下の4つの注意点とその対策法を解説します。

・本業に支障が出ないようにする
・禁止された副業をやってしまっている場合がある
・自分で確定申告をする
・期待通り稼ぐことができない場合もある

6-1 本業に支障が出ないようにする

副業を行う上でまず重要なのが、本業に支障が出ない範囲で副業を行うことを心がけることです。

特に夜勤もある交代制勤務の看護師はただでさえ体内リズムが崩れやすく、体調管理が難しいとされています。本業に加えて副業も…となると、さらに体調を崩しやすくなる恐れがあり、本業に支障が出てしまうことも考えられます。本業の仕事を第一に考え、無理のない範囲で副業を行いましょう。

【対策】余裕を持たせたスケジュール管理をする
副業が終ってから次の本業までの間に、確実に8時間睡眠時間を確保できる程度にしか副業の予定を入れないこと。

8時間を確保しておけば、想定外の事が起こって睡眠時間が削られたとしても、6時間程度睡眠を取ることができれば体力面の回復が見込めます。

副業のスケジュールは余裕を持たせてたてましょう。

6-2 禁止された副業をやってしまっている場合がある

副業は解禁され始めているとはいえ、いまだに病院では禁止されている傾向が強いのも確かです。正当な禁止事由として、本業に支障があるからという理由を挙げるところがほとんどです。

確かに、本業と副業の両方をやって、本業に影響が出たら病院にとっては困りますので給料をもらって仕事をしている以上、就業規則は守る必要があります。

副業が禁止されていない場合でも「副業はしてもよいが特定分野の仕事はしてはいけない」といったルールがあるケースもあります。

【対策】本業の職場には必ず確認する
必ず本業の職場が副業を禁止していないかどうか確認しましょう。副業を禁止している場合は、就業規則に記載されているので、副業を始める前にきちんと就業規則をチェックしましょう。

また、副業可の職場でも業種に制限を設けている場合もあります。これからやろうとしていることが禁止されている副業にあたるものかも含め、念のため庶務課等に確認しておくと安心でしょう。

例えば、株式投資のような投資活動は副業ではなく資産運用であるとみなされるケースが多いため、副業禁止の職場に勤めている方にもチャンスがあると考えられます。「副業禁止の職場でも本業以外の収入がほしい」という方は職場に確認した上で検討してみるとよいでしょう。

6-3 自分で確定申告を忘れずに行う

一定以上の収入を副業から得ると、確定申告が必要になります。

特に、病院の給料のみで、これまで病院が年末調整をしてくれているような人にとっては、確定申告が面倒に感じるところです。

本業がある中で副業をすることで、プライベートの時間が減少するなかで、確定申告手続を行わないといけないとなると、想像以上に負担を感じます。

具体的には、副業の収入が1年間に20万円以下であれば確定申告する必要はありません。ただし20万円を超える場合は副業による収入も必ず確定申告書に記載するようにしましょう。(参照:副業で確定申告をしないといけないのはいくらから?

所得税の確定申告の時期は毎年2月16日~3月15日までとなっています。確定申告の時期が近づいてきたら早めに提出できるよう、1月中には前年分の収入についてまとめておくと安心です。

【対策】事前に確定申告に関する情報を収集しておく

事前に税金の基礎知識をつけておきましょう。

また、現在ではPCやスマートフォンから確定申告できるサービスも登場していますので、積極的にそういったツールを活用しましょう。(参照:国税庁 いつでもどこでもスマホで申告 ~5つのステップで手続完結!~

確定申告に時間がかかるのは、確定申告に関する知識に乏しいことが大きな原因です。

なお、税金の基礎知識から確定申告手続及び注意すべきポイントなどをまとめたこちらの記事もご参照ください。【看護師として働きながら副業している人必見!確定申告の知識と手続を徹底解説

6-4 副業を始めても稼げない場合もある

副業のジャンルは、アルバイトのようにシフトさえ入れれば給料をもらえる雇用契約と業務委託や自主的な稼ぐ力に左右されるクラウドソーシングや講座を開催するなど様々です。

時給制でない副業ジャンルの場合、稼げない人は月に1万円にさえ届かない人もいて、場合によっては経費などでマイナスが起こりえることもあります。

収入を求めて副業を始めても、稼げなくてプライベートの時間が減少するだけ、稼げないどころか赤字となって貯金が減少してしまう、ということもあるので注意しましょう。

【対策】デモ取引や小さな金額から始めること
特に投資活動は損するリスクがあります。
株式投資は実際にお金を使用しないデモ取引というサービスを利用して、練習しましょう。

例えば1年間は訓練期間として練習することをおすすめします。

どうしても早く取引を始めたいという方は、最小単位からスタートし、金額を抑えて取引するようにしましょう。大きな金額を損して精神的に堪えてしまい本業に支障をきたしては元も子もありません。

7 まとめ

今回は看護師ならではの副業事情とおすすめの副業を紹介しました。副業をする上でのルールを守り、本業に差し支えない程度に楽しみましょう!

副業にかける時間と収入面のバランスで考えることが大事です。

副業は働き方改革でこれからどんどん増えてきて、看護師の業種においても決して無視できないものとなります。

副業のしすぎで睡眠がとれなかったりストレスをためてしまったりしないよう、自分にとって適切な仕事量となっているか常に意識して取り組み、本業では得られにくい体験やプラスの収入を手に入れましょう!

訪問看護をやってみたい。やりたい看護がある。そう思う人こそリカバリーに来てほしい。

「自分の大切な人を看るように、利用者様やご家族と関わる」

訪問看護ステーション リカバリーは、創業からこの思いを持ち、
利用者様やご家族にとって「もうひとりの温かい家族」のような存在として、
在宅での療養生活をお手伝いさせていただいています。

「あなたが来てくれると安心する」
「おうちで過ごせてよかった」

1人でも多くの利用者様の「家に帰りたい」という思いを叶えるため、
「もうひとりの温かい家族」という思いに共感してくれる看護師の方、
わたしたちと一緒に働きませんか?